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【Side.Sho】
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「あーっと、空いてる！日曜なら！」
翔「マジ？じゃあ...」
「潤くんと真琴も私が誘っとこうか！？」
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ズコー…
和也『鈍感すぎてすごい困った』
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二宮にちょっと、ちょっとだけ。同情する。
翔「ちがう」
「…え？」
翔「2人で出かけよう、って話」
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俺が唯一有利なのはアイツより人生経験がある、ってことだ
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それをフルに有効化しない手はない。
「あ、わかった。こないだのお礼もしたいし、うん。是非！」
翔「じゃあ後でLINE入れとくわ」
「あー、うん。わかった、お願い！」
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真琴「ふぅーん」
潤「やっと動いたか、ヘタレ」
保健室で3人、こんな状況ちょっとおかしい。
翔「だぁれがヘタレだ！」
真琴・潤「翔くん」
翔「そんな？俺そんな？」
真琴「そんな。」
翔「マジかー…」
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二宮のことは決して口に出さず、俺はただデートに誘ったってことだけを伝えたら、この様子。
翔「最初さー…真琴ちゃんと潤誘っとくね！みたいなこと言ってて。もうホント…」
真琴「鈍感よね。アイツ」
潤「鈍感も可愛いんじゃん？」
.
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とりあえず！だ！
潤「てか行くとこ決めたの？」
翔「そうそれ」
潤「食いつき…(笑)」
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俺は二宮超えをしなくちゃならないのに…
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