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15cm ページ15
夏油視点
今日でAが眠ってから5日目。
『…A。今日も起きないのかい』
私は毎日Aの見舞いに行った。だけどAは目を覚まさない。
『ねぇ…そろそろ目覚めてよ』
Aの頬に手を添える
こんなこと言ってもAは目覚めない。
そう思った直後だった。
____ピクッ
Aの目元が動いた気がした。
『…!A?!』
「ん"ん…」
Aが目を覚ました。
『Aさん!!大丈夫…?!』
「ん…。げ…とう君?」
目を眩しそうに開けるA。私の目には安堵で涙がうかんでいた。
「夏油君が…泣いてる?あぁ、夢か」
『え?』
「夢なら…いいよね。私ね
夏油くんのこと好きだよ」
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作者名:赤城 | 作成日時:2023年2月8日 0時