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お食事会 1 ページ25

『うっ、わ…』

現在、神戸さんのお宅の前にいます。
理由は2時間前に遡る…

不審地域のパトロールの仕事を終えた後、スマホから電話が来た。

神戸)この後、家にご飯食べにこないか

その誘いに最初は戸惑ったが、加藤さんもいると聞いですぐ様OKをしてしまった
加藤さんになると乗っちゃうから本当私ったら馬鹿

そして現状。何ですか、この御屋敷…ホテル!?

神戸)A、こっちだ

玄関から神戸さんと加藤さんが出てきた
自分も玄関前まで歩いて合流する

加藤)お疲れ、A。仕事終わりで疲れてるのに悪かったな

『全然。構わないですよ』

加藤さんがいますからね。……

神戸)入るぞ

神戸さんに続いて中に失礼すると、それはもう豪邸な部屋でエレベーターまである
恐るべし神戸家。…

着いた場所は、大きいテーブルにご馳走が並んでいる食事室だろうか。
着物を着た女性と、ロングヘアの美人さんがいる

喜久子)大助さん、おかえりなさいませ。そして春さん、お久しぶりです

加藤)お世話になっております。

ん?加藤さん、お知り合いなの!?

喜久子)そこにいる可愛らしい方は、大助さんの同僚さんかしら?

『可愛らしいなんて。…名前は、橘 Aといいます。』

喜久子)ふふ、春さんと同じ素敵な名前ですね

『いえ、そんな。』

喜久子)大助さんの祖母の神戸喜久子です。大助さんがいつもお世話になっております。

鈴江)女性警察官って素敵ですわ!申し遅れました、鈴江と申します。大助様とは親戚柄でお世話になっております

『こちらこそ、よろしくお願いします。』

挨拶を交し、それぞれ席に着いて食事に手をつけた
普段自分が食べてるものとは違う料理で戸惑う

喜久子)それでAさん。役職はどちらに?

『今年ばかりに警部を拝命しました。』

喜久子)あら、大助さんと一緒なのですね

『えぇ。でも本部は社員も少数ですし、机仕事よりも外仕事が多いです』

鈴江)加藤さんとは大助様が来る前から御一緒だったのですか?

『そうですね。途中別々でしたけど、最終的にまた同じ部署で働くことになりまして』

鈴江)加藤さんと同様、とても素晴らしい警官だったそうですね!

それ、1課の時の話?
神戸さん、絶対鈴江さんに私の個人情報調べさせたな、これ。

さすがに加藤さんも、個人情報を調べさせたことについて怒るんじゃ、

いや、まって。加藤さん照れてる…

どういう事ですかこれ、
加藤さんのタイプって……

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設定タグ:富豪刑事 , 加藤春   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ひな林 x他1人 | 作成日時:2020年8月14日 5時

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