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好きになった? 51 ページ21

金田一「え…Aって俺のこと好きだったの?」

「うん…本当にごめんね。

でも、わたしは金田一くんが好きでした!

きっと、いい人見つかるよ!だって金田一くんはとってもいい人だから。

じゃあ、またどこかで会おうね。


卒業おめでとう!またね!」


金田一「あぁ、またな。

俺は大好きだ、ばーか!頑張れよ」


「うん…っ…!

ありがと…!」


涙がとまらなかった。

わたしが保証できるかはわかんないけど、

わたしは金田一くんのことがちゃんと好きだったから。

わたし以上に愛してくれる人のところにいってくれるといいな。


「そういえば…

国見くん、どこにいるの…!?」


待ってる、とは言ったけどどことは行ってない。


「もし、帰ってたら…」


わたしは国見くんの連絡先も家も知らない。

せっかく気づいたのに。


わたしは国見くんがいそうな場所を探した。


まず、靴箱に行ったけどやっぱり移動してるよね。

次に図書室に行ったけどいなかった。

屋上に行ったり、いろんな教室に行った。


けど、どこにもいない。


「どこ行っちゃったの…?」

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作者名:菜月 | 作成日時:2017年7月12日 0時

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