少女の瞳は鬼寄せホイホイ！弐【鬼滅の刃】

卌話 ページ6

善「死ぬ死ぬ死ぬ死んでしまうぞ
これは死ぬ！！！炭治郎と離れちゃった！」


まぁ、善逸は一旦置いといて


貴「ごめんなさい、私たちのせいで
はぐれさせちゃって…。」


？「…いえ、大丈夫です。」


お兄さん探すってのに、
まずは炭治郎とてる子ちゃんだな…。


貴「そういえば、名前なんていうの？」


正「正一です。」


貴「そう！私はAっていうの！
こっちのうるさい人は善逸だよ！」


しかし、しっかりした子だな〜。
言ったら悪いけど、善逸とは大違い…。


正「そうなんですね！
ありがとうございます！」


善「ねぇ！！なんでAちゃんと
そんな楽しく話してんの！！？」


あっ、そうだった！


貴「ごめんね！
話してる場合じゃなかったね！」


そして私は炭治郎たちの
捜索を再開した…んだけど…。


正「てる子！！てる子！！」


善「ダメダメダメ！！
二人とも大声出したらだめ！！
ちょっと出よう外に！！」


貴「ちょっと、善逸…！！」


私が、善逸に注意しようとしたら


正「なんで外に？
自分から助かろうとしてるんですか？


死ぬとかそういうこと言っていて
恥ずかしくないんですか？


女の人が目の前にいるのに
情けなくないんですか？


貴方の腰の刀は
一体なんのためにあるんですか？」


…本当、善逸と違ってしっかりした子…。


ど正論すぎて私は言葉を失った。


善「違うんだよ！
Aちゃんは肋折れてるし、
俺じゃ役に立たないから人を…！！
大人を呼んでこようとしているんだよ！」


そう言い、
私と正一くんを力強く引っ張る。


貴「善逸…！！私たちは鬼殺隊でしょ！」


善「鬼殺隊だけども！！！
Aちゃんは肋折れてるし、女の子だし！
危ないでしょ！！！今から助け呼ぶから！」


あー、もうどうしたらいいのやら…。


善「子供だけでどうにか
できることじゃないから！これは」


私たちは目を疑った。


炭治郎のがいた部屋だけじゃない…。
私たちも部屋が変わったのか…！！


善「嘘だろ嘘だろ嘘だろ！！！
ここが玄関だったのに！！
外はどこに行ったのこの戸が…。
こっちか！！？」


ふしゅうぅううぅ


善「化け物だァーー！！！」


貴「えっ！！いのすk…」


善「ギャーーァ！！！」


あー、行っちゃった…。


善「なんだよ！！二人とも！！
その目なに！？やだそんな目！！」


〜大正コソコソ噂話〜

善逸は二人っきりになって
嬉しいと同時に炭治郎は
モヤモヤしてるよ！

嫉妬だ…！

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