国見くんの彼女さん

16話 ページ26

貴方Side

まずい…

非常にまずい…

3対3の試合が始まったのはいいんだけさ

さっきから翔陽は月島くんのブロックにつかまってるし

大地先輩は流石って感じでレシーブが美味い…

というか本当に身長高いな月島くんは！！(泣)縮めばいいのに！



月「ほら王様！そろそろ本気出した方がいいんじゃない？」

日「なんなんだよおまえ！この間から突っかかりやがって！王様のトスってなんだ！」

月「君、なんでこいつが王様って呼ばれてるのか知らないの？」

日「こいつがなんかすげぇ上手いから他の学校のやつらがビビッてそう呼んだとかじゃないの…？」

月「あははっ！そう思ってる奴も結構いると思うけどね」

日「？」

月「でも噂じゃあ“コート上の王様”って異名、北川第一の奴らがつけたらしいじゃん。王様のチームメイトがさ」

『！！』

月「意味は…“自己中な王様”、“横暴な独裁者”！」

月「噂だけは聞いたことがあったけどあの試合を見て納得いったよ」

月「横暴がいき過ぎてあの決勝ベンチに下げられてたもんね。」

影「…」

…もうキレたよ、月島くん

清「えっ！！？Aちゃん！？？」

私はコートのところまで行き月島くんの胸倉を掴んだ

『これ以上言わないでよ！あんたに飛雄のなにがわかるっていうのっっ！！』

月「っ…急に何？君には関係無くない？マネージャーなのに」

『…関係あるよ。だって私も北川第一だったから！飛雄と一緒にいたから！！』

日「えっ！？」

田「マジか！！？」









もう…悲しむ人は見たくないの…


悲しむ人は私だけでいいから…


もう嫌だから…

宣伝→←番外編4〜誕生日〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す