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義勇の何とも口の足りていない言葉にもしっかりAは対応していた。
あれだけ聞くと「A姉さんになったんだ」という訳のわからない報告になっていたが、Aはしっかり義勇語翻訳機機能(笑)をもっている、長く一緒にいたおかげだ。
「Aか、こうやって家に入って来るのは久しぶりだな」
「そもそも妾を追い出しておったのはお主じゃろ鱗滝」
「……」
義勇の頭をひたすら撫でまわしていたAの指摘に、ギクッと肩を揺らした鱗滝はしばらくの沈黙の後、「テヘぺロ」の仕草をし出した。
「おい」
これにはさすがの鱗滝大好きAもツッコミを入れた。おい妾を忘れるでない。
「そう言えば、その
ゴホンッと咳払いを一つしてからAが要件を聞き出す。ただ弟弟子に会いに来たとはいえ、義勇も錆兎も今は柱。そして真菰も階級が甲なため暇なわけがない。
そんな中三人そろってこちらに来ていると言う事は何かしら大事な話があると言う事だ。
そして先ほど錆兎の言葉半ばで走り出したのは、錆兎と真菰がAの所に来たと言う事は、炭治郎の指導役代わるよ〜だからA姉さんは鱗滝さんの所に行って〜の意でもある。
そう察したAの行動でもあったのだ。
若干良くない話なのかと早とちりした挙句、焦りながら走ったと言うのはないったらない。
「そうだA姉さん、(その話の事で)来たんだ」
「名を竈門禰豆子、ここ一年禰豆子は人を喰っていない」
「俺がここに来るように勧めた」
義勇達二人の説明を聞きながら寝ている禰豆子に近づく。
「ほうこの子が……鬼舞辻の呪いも外しておるようじゃの、なんとも信じがたい事じゃな」
口枷をし、すやすやと眠っている禰豆子はここ一年近くずっと寝ているらしい、義勇の話によると飢餓状態でも兄である炭治郎を喰らうことなく、義勇に対して威嚇の姿勢を見せた。と。
「いずれ炭治郎が鬼殺隊に入った時の為にお館様に手紙を書こうと思ってな、一応今の所、禰豆子がもし人を喰ったら、この子に炭治郎、儂、義勇、錆兎、真菰が腹を切る事になっておる」
「積もる話、妾の名前をここに書いても良いのか？という話じゃろ？」
「そう言う事だ」
ぶっちゃけAが腹を切っても死ぬことがないのでどうしようもないが、形だけも手紙に名前を書こうとしているらしい。
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月縹(プロフ) - 広海さん» 嬉しいお言葉をありがとうございます！！前程更新頻度は高くはないけど、見てくださる方がいるなら頑張れます😭😭 (2021年11月12日 21時) (
レス) id: 6e9456ced1 (このIDを非表示/違反報告)
広海 - とても面白いです。これからもがんばってください! (2021年11月12日 20時) (レス) @page47 id: 4ad4f67aa2 (このIDを非表示/違反報告)
�桟鈬�(プロフ) - 闇姫さん» 嬉しいです！コメントありがとうございます！無限列車…カ、カキタイ… (2020年10月12日 20時) (レス) id: a8b4b5bef5 (このIDを非表示/違反報告)
闇姫(プロフ) - 凄い面白かったです！無限列車も見たいなと思っております！ (2020年10月12日 19時) (レス) id: aeb4d97102 (このIDを非表示/違反報告)
�桟鈬�(プロフ) - 腐りかけの果物さん» こちらこそありがとうございました！！他の作品(新作とか)なども読んで頂けると嬉しいです！ (2020年10月11日 21時) (レス) id: a8b4b5bef5 (このIDを非表示/違反報告)
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