♪ 25 ページ28
Aside
とりあえずもう一度スマホを手に取り
電話をかける。
＿＿私が一番頼りにしてる人に。
３コールくらいしたところで
《もしもし？》
いつも通りの声が聞こえる。
「大ちゃん、、」
最近大ちゃんに頼りっぱなしの私。
そう考えると何だか言い出せなくて、
「今日の朝ありがとね。助かった。」
なんて、本題とは違うことを口走る。
《おう！全然いいよ！……で？本題は？》
さすが、だてに付き合い長いだけあるわ。
なんでも見透かされてる。
「実はさ、今日バイト休めなくて。
裕翔の迎え行ったら大ちゃん家に
連れてってもいい？」
《全然大丈夫だけど、、侑李どうすんの？》
「バイト先連れてく。」
《え！？大丈夫なの？》
「うんうん、大丈夫！店長に許可貰ったから。」
嘘…そんなの嘘。
店長になんて許可貰ってない。
けど、さすがにそれは申し訳なさすぎる。
《おぉ、わかった。
あれだったら俺裕翔迎えに行くわ！
ちょうど母ちゃんに買い出し頼まれてるし！》
「え、それは悪いよ。大丈夫。連れてくよ。」
《お前すぐ無理するから。少しは家にいろ。》
《じゃあな！》
そう言って一方的に切られた電話。
申し訳なさと感謝でいっぱいいっぱい。
私の頬には気づいたら涙がこぼれていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 122人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
有々じゃんぷぅ(プロフ) - 夢美さん» お返事遅くなり申し訳ございません(＞＜)そう言っていただけて嬉しいです、これからも本作をよろしくお願いします！ (2017年5月18日 22時) (
レス) id: a694818cb8 (このIDを非表示/違反報告)
夢美 - このお話で,色んな事を学べます！これからの話が楽しみです！更新頑張ってくださいね〜！ (2017年5月16日 21時) (レス) id: 547aff41c6 (このIDを非表示/違反報告)
＠ひかけー(プロフ) - 有々じゃんぷぅさん» ありがとうございます、笑 頑張りましょうね (2017年5月7日 11時) (レス) id: 529c6859a3 (このIDを非表示/違反報告)
有々じゃんぷぅ(プロフ) - ＠ひかけーさん» そうだったんですか…私自身兄弟もおらずこのお話は想像でしか書けないのですが頑張りますね！追伸@ひかけーさんの合同作品読ませて頂いてます♪お互い更新頑張りましょうね〜 (2017年5月7日 11時) (レス) id: a694818cb8 (このIDを非表示/違反報告)
＠ひかけー(プロフ) - このような毎日が本当に私がしているような感じなので、親近感が沸きます。この作品では『一人じゃないよ』と言う事が学べそうです(*^^*) (2017年5月6日 16時) (レス) id: 529c6859a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：有々じゃんぷぅ | 作成日時：2017年5月5日 23時
