【名探偵コナン】私黒い服着てただけなんすけど

ファイルNo.12 ページ13

【Aside】



『………ん？あれって…！！』


黒のポルシェだぁ！！
二度もお目にかかれるなんて！

私は軽く窓ガラスをｺﾝｺﾝｺﾝと叩いた
すると窓が開き、少し血の匂いがした


『ジンさんとウォッカさん！』

「…よぉ」

『帰りですか？』

「…まぁそんなところだ」

『ちょっと乗せてってください！』


できれば車で帰りたい。
迷子がちょっとトラウマなんだよぉ！！()


「…乗れ。」

『わーい！』


あ、盗聴機忘れてた、捨てよ。


「あのマンションでいいですかぃ？」

『はい。そこでお願いします！』


ウォッカさんは絶対に安全運転だから
凄く安心。よかった、そこまで黒じゃなくて


「…お前、俺の休日をよく当てたな」

『…ん？酒買ってこいの話？
あれは勘だよ。まさか当たってるとは思わなかったけどね』

「本当か？」

『本当だよ。そんな疑わなくても…w』


疑われるの怖いよぉ…目がギラギラしてる…


「上の人間じゃないのか？」

『残念ながらね。ジンさんの探してる人じゃぁない
てか上の人間って…警察かなんかなの？』

「…お前は知らなくていい」


へーい。
まぁ知ってるんだけどね、君らの正体


「つきやしたぜ」

『ありがとうございます。
あ、ちょっと待っててください！』


そういって全力で部屋に戻り、
あるものを持ってきた


『お待たせしてすみません。
これコーヒー豆とクッキーです』

「…！？これかなり高いやつですよね？
いいんですかい？こんなもの…」

『はい、愚痴聞いてもらったのと送ってくれたお礼です！
この二つはよく合うので、良かったお二人でどうぞ』

「……あぁ、有り難くいただくとしよう」


気に入ってもらえてよかった。
ちなみにあれは今度バーに持って行こうとしたものです。お礼であることは変わりない！！


『ﾌﾌｯ、ではこれで失礼します』


二人に軽く手を振り部屋に戻った

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