【名探偵コナン】私黒い服着てただけなんすけど

ファイルNo.11 ページ12

【Aside】



「…お姉さんってお酒すき？」

『うん、めっちゃ好き』

「何のお酒が好きなんですか？」


おっとここで安室さん登場
これはキツいぞ…？？


『ジンが一番好きです。』

「へぇー強いんですね！」

『まぁ、自信はありますよ？』


あ、今二人ともジンで反応した


「他に好きなお酒あります？」

『ワインとか、バーボン…とか？』


……ちょっとこれは言い訳をさせて欲しい

私はこの前まで社畜だった。
だから近くにはいつも人がいたし、
仕事のことを聞いてきたりした。

正直、人間は好きじゃないけど急にいなくなるとこう……違和感があるじゃん？
だから私は今、
たくさん構ってほしい時期なのです！


「…バーボン…ですか？」

『えぇ、ウォッカなんかも時々飲みますよ』


だって！！匂わせってたくさん構ってもらえるじゃん！！！
あ、よい子でも悪い子でも、悪い匂わせは絶対真似しちゃダメだよ。後々めんどくさくなるよ


「お待たせしました！カレーと珈琲です！」


おぉ！梓さん！今日も可愛いィ！！


『いただきます』


二人に見つめられながらカレーを食べる
カレーもうまい。なんとか壱よりうまい


『…コナン君は何か食べないの？』

「…い、いや僕さっき食べたから！
あ！お姉さんここに何かついてるよ！」

『え…？あぁ、ありがとう』


そういって袖に触れるコナン君

あ、私盗聴機仕掛けられたわ
後で取ろう、まずはカレーだ。





10分後、カレーを完食した。

10分って最高記録じゃん、やったぁ
遅いのか早いのか分からんけど


『…じゃあ私帰りますね。
お会計お願いします』


お会計をバッチリと済ませ、二人に向かってこう言った


『女性の秘密を暴くのも程々にね、
名探偵さん達』


おまけにニヤリと笑っておいた


よし、暇な時にここ行こう
いい暇潰しになる

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