ホットココアをあなたに 3 (ページ40)

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40話ページ40

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今3匹か。

これ以上とっても良くないよね。

結弦くんも2匹持ってるし。

『じゃあ、ここまでにしようかな。』

「だね。取りすぎても良くないもんね。すみません。これ持ち帰りたいんですけど。」

「あいよ！今袋用意するから。まってて。」

ー羽生sideー

やばい。楽しすぎる。

本当はこういうのを高校生とか大学生とか、もしかしたら中学生の時に経験するんだろうな。

ん？

「Aどうかした？」

『あ、うん。ねえ、君。金魚欲しいの？』

あ。泣いてる子供が。金魚が1匹も取れなかったのか。

「、、う、ん。でもね、、網が破れちゃったの。」

『もし、金魚がもらえたらちゃんとお世話できる？』

「うん。」

『お母さん、この金魚あげてもいいですか？』

「え？いいんですか？」

『はい。これ大事に育ててあげてね。』

A、優しいな。

子供ができたら、いいお母さんになるんだろうな。

「お姉ちゃんありがとう。」

「ありがとうございました。あ、」

やば。流石に気がつかれたか。

「デート楽しんでくださいね。」

「ありがとうございます。」

よかった。騒がれなかった。

「お姉ちゃん、ありがとう。、スケートのお兄ちゃん、バイバイ。」

「バイバイ。」

ーあなたsideー

可愛すぎる。

「かわいかったね。」

『うん。喜んでもらえてよかった。』

「よし。じゃあ、次何する？」

うーん。

「あ、射的やらない？」

『うん。やりたい。』

楽しそう！

いろいろ景品あるんだな。

どれ狙おうかな。

「A、どれ欲しい？」

『うーん。あ、あのぬいぐるみ可愛いかも。』

「くまのぬいぐるみね。よし。すみません。2人分お願いします。」

「あいよ。500円ね。、これ使って、そこの線から撃ってね。当たっても倒れないとあげられないから頑張って。弾は3発だからね。慎重に。」

うーん。私は何を狙おうかな。

『ね、何が欲しい？』

「あのゲームソフトかな。」

よし、あれ狙おう。

あ。

『すごい。結弦くん、すごいね。当たった。』

「俺、これ得意かも。」

よし。私も。

「Aも上手じゃん。」

ゲームソフト取れた。

『じゃあ、交換だね。はい。これ。』

「ありがと。じゃあ、くまどうぞ。」

くまのぬいぐるみかわいいー。

『ありがとう。』