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10. ページ10

ーポアロ

透「すみません、買った物置いてくるので待っててください」

「分かりました!」

安室は買った食材を片付けていた。

お店は中間クローズ中で、お客さんは居なかった。

コト…

透「良かったらどうぞ」

「ありがとうございます!」

Aは安室から貰った紅茶を飲みながら待っていた。



……

透「お待たせしました。それでは行きましょうか」

「はいっ!」

安室は店の前に車を停めてAの買い物バックを乗せていた。

その時ーー

カチッ

透「!」

ジ「テメェ…ここで何してやがる」

透「ジン…!」


安室の背後にジンが立っていた。

後頭部にはジンの愛銃が当てられていた。

透(き、気付かなかった…っ!)

ジ「早く答えろ」

ジンは吸っていた煙草を落とし、靴で踏み付けた。


「ジンさんっ!何してるの?」

Aは慌ててジンと安室の間に入った。

ジ「A、どけ」

「退かないよ。」

ジ「チッ…コイツのこと知ってんのか?」

その言葉に安室は動揺した。

(まずい…ここで、安室透の名前を出されるのは裂けたい…!)

安室は固唾を飲んでAを見た。


「……バーボン、でしょ。仕事仲間の」

ジ/透「!」

「たまたま会って、車で送ってくれる事になっただけだよ」


そして、Aは安室の顔を見て小さな声でーー

「……ごめんね。」

ただ一言謝った。

……
………

ウ「A。荷物はこれだけですかぃ?」

「うん」

ウ「よし。じゃあ出発するぜ」

ジ「……」

ブゥゥウウン…


結局Aはジンの車に乗って帰る事になった。

Aは窓の外から安室の姿をチラリと見た。

「っ!!」

安室の顔を見たAは、

透「……」ギロッ

恐ろしい程冷たく鋭い眼光を向けられ思わず目を逸らした。

その様子を見ていたジンはAを自分の方に引き寄せ、外を見せないようにした。

ジ「A、アイツにはあまり近付くな」

「…、うん…」



透(君は……僕の敵、なのか。ーーA)

安室はただ1人、その場に取り残された。

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設定タグ:名探偵コナン , ジン , 黒の組織   
作品ジャンル:アニメ
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デグ丸(プロフ) - 雪ノ祓 雪溶さん» コメントありがとうございます^^読んでくださる皆様の為にも更新続けていきます!どうぞお付き合いください(˶' ᵕ ' ˶) (2023年5月6日 12時) (レス) id: b9aa6b6be2 (このIDを非表示/違反報告)
雪ノ祓 雪溶(プロフ) - コメント失礼します。続編(番外編でも)待っていました!これからの更新楽しみにしています! (2023年5月5日 23時) (レス) id: 6c81b19a7a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:デグ丸 | 作成日時:2023年5月5日 22時

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