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ジ｢何だ…このガキは｣
｢…コナンくん？｣
コ｢A姉ちゃん！？ご、ごめんなさいっ！｣
襖を開けた正体はーーコナンだった。
Aはジンから離れ、コナンに近付いた。
ジ｢知り合いか｣
｢うん、江戸川コナン君。私と同じ学校に通ってる蘭ちゃんの家の子だよ｣
ジ｢……｣ｷﾞﾛｯ
ジ(この顔…どこかで見覚えが、)
コ｢！｣
コ(こ、こえー…)
コナンの額から一筋の汗が垂れた。
｢えと、蘭ちゃんは一緒じゃないの？｣
ピリついた空気を変えようとAはコナンに話しかけた。
コ｢蘭姉ちゃんもいるよ！大変なことが起きちゃってね｣
｢大変な事？｣
コ｢ここに宿泊してた人が何者かに殺害されたみたいなんだ｣
｢え…うそ｣
ジ｢……｣
コ｢それで、小五郎のおじちゃんと3人でこの旅館に来たんだ｣
コナンは事件の話をし始めた。
コ｢被害者は佐渡 昴さん。別館で奥さんと娘さんの3人で宿泊してた。発見現場は佐渡さんが泊まってた和室で、死因は薬による中毒死。｣
コ｢第1発見者は…隣に宿泊してた中条 渉(わたる)さん｣
コ｢佐渡さんのお部屋からドンッという大きな物音と赤ん坊の鳴き声が聞こえて不審に思い部屋を訪れたらー｣
｢……亡くなってた｣
コ｢そう。薬は佐渡さんの足元に転がっていたティーカップと、傍にあった哺乳瓶から検出された｣
｢哺乳瓶？｣
コ｢佐渡さんの娘は生後1年の赤ん坊で、恐らく犯人は佐渡さんとその娘、鈴ちゃんを殺害しようとした｣
｢…そ、そんな赤ちゃんまで……｣
コ｢2人のアリバイは取れてるから容疑者からは外れてるけど、もし何か気になる事とか見つかったら｣
コ｢別館に僕達とか警察の人がいるから相談しに来て欲しい｣
そう言ってコナンは部屋から出ていった。
｢……。｣
ジ｢A、まさか首突っ込む気じゃねぇだろうな｣
ジンは取り出した煙草に火をつけて、Aの方を見た。
｢だ、だって…｣
ジ｢そう言う事は警察に任せとけ。一般人が口出す所じゃねぇ｣
｢それもそうだね…。｣
Aは辛そうに顔を歪めるて下を向いた。
その様子を見たジンは、
ジ(めんどくせぇ事になりそうだせ…)
煙草の火を灰皿へ押し消して、携帯を取りだした。
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デグ丸(プロフ) - 雪ノ祓 雪溶さん» コメントありがとうございます^^読んでくださる皆様の為にも更新続けていきます！どうぞお付き合いください(˶' ᵕ ' ˶) (2023年5月6日 12時) (
レス) id: b9aa6b6be2 (このIDを非表示/違反報告)
雪ノ祓 雪溶(プロフ) - コメント失礼します。続編（番外編でも）待っていました！これからの更新楽しみにしています！ (2023年5月5日 23時) (レス) id: 6c81b19a7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デグ丸 | 作成日時：2023年5月5日 22時
