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蘭「...Aちゃんって、」

蘭「凄く、動物に好かれるのね...」

「ご、ごめんね...」

Aの周りには沢山のウサギが集まっていた。

蘭「私達はいいんだけど...」

蘭が見た先は、お客さんが飼育員に文句を言っていた。

それを聞いた飼育員は慌ててウサギ達をお客さん達の所へ行くようにオヤツを使って誘導させていた。

だが、ウサギ達は全く興味を示さずAにベッタリくっ付いた。

どうしようも出来なくなった飼育員はAに声を掛けた。

Aは「すみません。」と謝って1人外に出て行った。

灰原はAの後を追いかけた。



その後、何故かウサギ達はその飼育員に蹴りを入れたり噛み付いたりしていた。


その光景を見ていた蘭は、

蘭(...迷惑かけるって、こういう事ね)

Aが言っていた言葉を思い出した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「はぁ……」

哀「Aちゃん!」

「...哀ちゃん」

Aは1人ベンチに座っていた。


「ごめんね!出てきちゃって。」

「ちょっと喉乾いたな〜って思って、飲み物買いに来ただけだから」

「哀ちゃんも飲む?」

Aは隣にあった自動販売機で飲料水を2本買って、1本灰原に渡し、ベンチに座り直した。

それを受け取った灰原はAの隣に座った。


哀「...貴女が謝る必要なんてないじゃない」

「え...?」

哀「悪い事した訳じゃないでしょ?」

「...」

哀「別に貴女が無理やり独り占めした訳じゃないのに」

灰原はムスッとした表情でポツリと呟いた。


「...ありがとう。哀ちゃん」

Aは灰原の頭をフワリと撫でた。


コ「おーい!」

蘭「Aちゃん!」

「2人ともごめんね!勝手に抜け出して...」

蘭「それが大変なの!」

「?!」

コ「元太が...居ねぇんだ」

蘭「園子から連絡が来てね...こっちに来てないよね?」

哀「見てないわ。でも、あの子は探偵バッチ付けてるでしょ?」

コ「それが」

コナンはポケットからある物を取りだした。

哀「!これ...」

コ「元太の探偵バッチだ。リスザルコーナーに落ちてた」

「迷子センターは?」

蘭「行ってみたけど...居なかったわ」

コ「どうすれば...」


哀「Aちゃん...」

灰原はAの方を見た。

「...大丈夫。私に任せて」

Aは安心させるように灰原に語り掛けた。そして、

「ちょっと探してくるね!」

タタタッ

蘭「ちょ、Aちゃん!?」

人混みを掻き分けるように走り去った。

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設定タグ:名探偵コナン , ジン , 黒の組織   
作品ジャンル:アニメ
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デグ丸(プロフ) - 雪ノ祓 雪溶さん» コメントありがとうございます^^読んでくださる皆様の為にも更新続けていきます!どうぞお付き合いください(˶' ᵕ ' ˶) (2023年5月6日 12時) (レス) id: b9aa6b6be2 (このIDを非表示/違反報告)
雪ノ祓 雪溶(プロフ) - コメント失礼します。続編(番外編でも)待っていました!これからの更新楽しみにしています! (2023年5月5日 23時) (レス) id: 6c81b19a7a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:デグ丸 | 作成日時:2023年5月5日 22時

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