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19. ページ19

そして今日は待ちに待った温泉旅行の日

ブゥゥウウン……

ジンの愛車で現地へ向かっていた。


「うわぁあ!海だ!」


「ジンさんあれ!あんな崖に動物が居るよ!」

ジ「……あれはヤギだ」


「ねぇ、あの回ってるやつ何ー?」

ジ「風力発電所の風車だ」


「初めて見るものばかりだ、楽しい〜!」

乗ったばかりのAは窓の外を見たり、運転するジンとお話したりと大はしゃぎだったが、


「……Zzz」

暫くすると、Aは電池が切れたように眠ってしまった。

……
………

ジ「ーーーA、おい。起きろ」

「ん……、ん?」

ジ「着いたぞ」


Aが目を開けた先は、

「凄い…綺麗だね」

大きな御屋敷が建っていた。

そして、屋敷を取り囲むように咲いた藤の花がとても幻想的で、まるで絵画の世界に迷い込んだようだった。


ジ「車を置いてくる。Aは入口で待ってろ」

「うん!」



………


女将「ようこそ、お越しくださいました」


ジ「黒澤だ。」

女将「はい、確認致します。」


女将は宿帳を広げ2人の名前を確認した。

自分達の他にも佐渡家3名、中城家2名と書かれていた。


(2組ともご夫婦かな……?)

女将「こちらがお部屋の鍵で御座います。」

鍵はAが受け取り、案内された場所へ向かった。


女将「ここは本館で、あちらに見えるのが別館となっております。」

「へぇー、別館の方も大きいですね」

女将「ええ。本日他のお客様は皆さん別館にお泊まりになられてますので、本館は黒澤様のみのご宿泊となっております。」

「えっ!?」

女将「ふふ、なので周りを気にせずゆっくりお休み頂けますよ。ーーこちらが黒澤様のお部屋で御座います。」

それでは失礼します。と言って女将は戻って行った。

Aとジンが扉を開け中に入ると、部屋はかなり広く一面畳で装飾は和をイメージした大きな陶器や壺が置かれていた。

ジ「荷物はここに置くぞ」

「ありがとう!」

Aはスマホを取り出し、昨日遅くまで下調べしたオススメ観光の場所をMAPで確認していた。

「ジンさん、私着物を着てみたい!」

ジ「着物か、悪くねぇ」

「へへっ、じゃあ荷物も置いたし観光に行こ!」

ジ「あぁ」


そして2人はすぐ部屋を出て、近くの街へ出掛けた。

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設定タグ:名探偵コナン , ジン , 黒の組織   
作品ジャンル:アニメ
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デグ丸(プロフ) - 雪ノ祓 雪溶さん» コメントありがとうございます^^読んでくださる皆様の為にも更新続けていきます!どうぞお付き合いください(˶' ᵕ ' ˶) (2023年5月6日 12時) (レス) id: b9aa6b6be2 (このIDを非表示/違反報告)
雪ノ祓 雪溶(プロフ) - コメント失礼します。続編(番外編でも)待っていました!これからの更新楽しみにしています! (2023年5月5日 23時) (レス) id: 6c81b19a7a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:デグ丸 | 作成日時:2023年5月5日 22時

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