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ある日の夕方ーー


「...動物園?」

園「そう!今度の土曜日行きましょうよ!」

Aと蘭と園子は学校の下校途中だった。


「うーん……」

Aは少し考え込んだ。

蘭「Aちゃん、動物あまり好きじゃない?」


「ううん!むしろ大好きだよ...だけど、」

「……蘭ちゃん達に迷惑かけるかも」


園「そんな事絶対無いわよ!だいじょーぶ!」

蘭「そうそう。他にコナン君とかも連れて行くし」

「...わかった」


園「よしっ決まり、じゃあ10時に集合ね!」

蘭「はぁーい!」

「うん!」

...
.....
.......

ウ「それで、明日行く事になったんですかい?」

ジ「……」

「うん。」

金曜の夜、珍しく家に帰ってきたジンとウォッカに明日の事を話した。

ウ「そりゃ、良かったですねぃ!」

「え、行っていいの?」

ウ「良いも何もオレが止める事じゃねぇよ!」

ジ「…...」

「うー...」


ウ「そ、そうだ。明日なら車出してやれますぜ?」

「ほ、ホント!?」

ウ「送迎は任してくだせぇ」

「やったぁ!」

「……ジンさん、お願いっ!」パンッ!!

Aはジンに向けて両手を顔の前で合わせて懇願した。


暫しの沈黙の後、

ジ「...チッ、勝手にしろ」

「ありがとう!それじゃ、私明日の準備して寝るね!」

ジンの許可が下りたAは嬉しそうに飛び跳ね、スキップしながら部屋に戻って行った。


ウ「ーーこれなら少しは安心ですぜ、兄貴」

ジ「あぁ、じゃねぇと許可なんて出す訳ねぇだろ」


ジンはAが1人で出掛ける事をあまり良く思っていない。

だからいつもAが出掛けたい、と言ってもジンの許可は中々下りない。

今回は友人達と一緒だと言う事、送迎は自分達が着いている事で早めに合意したようだ。

ウ(相変わらず過保護ですねぃ...)

ジ「……ギロッ」

ウ「っ!オ、オレぁ皿でも洗って来やす!」

ジ「フン...」

ジンは懐から煙草を取り出し、火を付けた。

2.→



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設定タグ:名探偵コナン , ジン , 黒の組織   
作品ジャンル:アニメ
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デグ丸(プロフ) - 雪ノ祓 雪溶さん» コメントありがとうございます^^読んでくださる皆様の為にも更新続けていきます!どうぞお付き合いください(˶' ᵕ ' ˶) (2023年5月6日 12時) (レス) id: b9aa6b6be2 (このIDを非表示/違反報告)
雪ノ祓 雪溶(プロフ) - コメント失礼します。続編(番外編でも)待っていました!これからの更新楽しみにしています! (2023年5月5日 23時) (レス) id: 6c81b19a7a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:デグ丸 | 作成日時:2023年5月5日 22時

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