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なんとなく寝れなくて1人ベランダで涼しい風を感じていると、大翔がサイダーを持ってやってきた。
どうぞと一本を渡される。
「実は潤が東京行くって言ったとき、オレら怒ってたんよ、地元捨てんのかって…
だもんで、初めはみんなちょっと潤に近寄りがたかった、東京にかぶれたろって。
…けど逆だな、潤はなんも変わってないし、なんなら柔らかくなってるよ。
大丈夫、みんな気づいてるから」
「ひろと…」
「東京でも頑張って生きろよ」
大翔はソーダを飲み干して、先寝てると部屋に戻っていった。
…オレだって気づいてたよ、みんなが怒ってたこと。
でも、じゃなきゃオレは何も変わらなかった。
そうやって気にしてくれるだけありがたいんだよね。
何時だろうと思って取り出したスマホに、着信が入ってる、翔さんだった。
すぐに折り返す
「どう？地元は。楽しい？」
「うん。今日キャンプしてて。…ねぇ、翔さん」
「なに？」
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「好き」
「ふふ、どーした急に(笑)オレと離れて恋しくなったの？」
そうじゃないけど、、と声が小さくなる。
昨日、翔さんから貰ったメモを見つけた事を思い出した。
今のオレがあるのは
地元の仲間と
大学の友人
かずくんや相葉くん
大野さん
そして翔さん。
気づいたんだよ、日々のありがたさに。
ちゃんと、伝えられてるかな？
「潤」
「んー？」
「オレも、愛してるよ。
明後日、ソッチで会えるの楽しみにしてる」
さらっとこういう事言ってくるの、ずるいよなあ、
翔さんはじゃあねと電話を切ったので、オレはみんなを起こさないようにそおっと部屋に戻った。
−−−−−−−−
はい。
まず、静岡の方言、、
わかりません、すいませんでした地元の皆様。
ただ、「だもんで」が使いたかっただけです
私は列記とした関西人です笑
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作者名：syuka x他1人 | 作成日時：2017年7月28日 23時
