最後の青春時代（S×J）-2nd- (ページ22)

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18.勝負の行方は… ページ22

夏フェス行けなかった埋め合わせ

そう言われて潤くんと家でゲームする事に。

前にウチに来たとき、
かずくんめっちゃゲーム持ってるねって言われ、じゃあ今度一緒にやろうよって言ってたから今日に設定した。

潤くんも、夏休み色んなところ行って満喫してるみたいだから、たまにはこう家でゴロゴロするのもいいでしょ？

「ほんとに沢山ゲーム持ってるね」

「まあ男兄弟で、かたや1人は大のゲーム好きってなればいっぱいある意味もわかるでしょ」

「たしかに」

基本は自室に籠もってゲームをやるのが好きな分際なのでカセットやら機械は自室に置いているが、

今日はもちろん両親も、なんなら兄貴も居ないのでリビングにそれらを運び出す。

TV大きいからね、こっちの方が。

どれから始める？
ってカセットを漁りながらワクワクしている彼を見ながら、アイスコーヒーを用意してあげた。

「はい、ミルクと砂糖どうする？」

「ありがと、ミルクちょうだい」

ミルクを置いてオレも定位置についた。

ソファの上で寝転ぶように座る。

潤くんはソファには座らずにソファを背もたれにしてコントローラを握って

子供みたいになにするなにする？って喜んでいる。

そういえば、今日なんで兄貴はいないんだろ。

基本お互いの予定に干渉する気はないので、兄貴が家にいない理由とかを気にした事がないが、

今日の事は兄貴に話していたので、それでも家にいないっていうのはちょっと気になった。

それを潤くんに問うと、なんと逆だったのだ。

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