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「ま、分からなくもないよ。
羨ましいって思うんだよね、なんか」
「うん…オレがやってない事、全部知ってるみたいで、先々進んでるみたいで、、」
きっとこれが、自分が30代で年の差2年でも大した差はないんだろうけど、大学生の年の差2年は、全然違う。
翔さん、オレのこと子ども扱いしてるんだろうな…
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「潤！」
バタンと言うドアの開いた音と同時に入って来たのは翔さんで、オレもかずくんも何事かと驚いた。
あれ、翔さん…今日は飲み会だったんじゃ
「お前なんで逃げるんだよオレのこと見つけた途端」
「いや、兄貴あのね」
「和也には聞いてない」
かずくんが怒っている翔さんを止めに入ろうとしてくれたが、翔さんはかずくんを一蹴してオレに向かって来た。
…なんだよ、、そんなの、翔さんがオレの知らない翔さんだったからじゃん…。
胸の奥底から何かがこみ上げてくる、爆発はもう目の前だった。
怒りも、涙も、全てがどっと現れた。
「翔さんが翔さんじゃないからだよ！！」
「…は？」
「翔さんが！オレの知らない人みたいで、なんか、、分かんないよ！
とりあえずなんか悔しかったの！」
「潤お前支離滅裂だよ」
「知らないよ！
だって、、、なんで……なんで2コ上なの…」
怒りが収まったのと同時に、哀しみが身体全体を覆い尽くした。
翔さんの服を掴んでいた手の力が緩くなって、そのまま倒れ込むように翔さんの胸に収まった。
「オレも、翔さんと…同い年なら良かったのに…」
「何言ってんだよ…お前が2コ下だから、オレは潤のこと可愛がれるんだから。
あ、、子ども扱いしてるんじゃないからな？
だから、同い年が良いなんて言うなよ、そうじゃなきゃオレたち、出会えなかったかもしれないよ？」
優しく頭を撫でてくれる。
オレのわがままを、翔さんは受け止めてくれる。
悲しみは、すうっと引いていった、翔さんがそう言うから、2コ下でも良いかなって思えた。
「単純だなぁ…てか、オレいるの忘れないで」
そう言えば兄貴は2人のときは「潤」なんだね、と付け加えた。
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紫ティッシュ(プロフ) - 名前変換ができないです。きちんとした名前をそちらでつけるか、変換をできるようにするかをした方がいいと思います。 (2018年7月16日 19時) (
レス) id: 88ce7ec253 (このIDを非表示/違反報告)
香音 - あのーすみません。二宮和也…じゃないですか？ (2017年12月24日 19時) (レス) id: 2ce5a775b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：syuka x他1人 | 作成日時：2017年6月20日 20時
