【BL】家政夫を攻略するのは難しい。②【オリジナル】 (ページ2)

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一仕事ページ2

前編のあらすじてきなもの
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双葉Aは、社会人になってからことごとく就活に失敗していた。

そんなある日、親戚の圭一から“紹介したい職場がある”と聞き、すぐさま飛びついた双葉は、圭一の知り合いの職場の上司となる雇い主と顔を合わせることになった。

「久世綾渡です」

優しそうな彼に、ほっとしながら、圭一おじさんの知り合いだからもっと老けていると思ったなどと少し失礼なことを考える双葉。

そんな双葉は久世という男の家政夫として働くことになった。

後日、指定された通り住み込みの用意をして久世邸へ行くと、想像を超えた屋敷があった。
いろいろな意味で。

久世の初対面の時との接し方の差にビビりながらも、双葉は初めての仕事に気合いを入れるのだった。

そこからの日々は目まぐるしくも平穏に過ぎて行く。

汚いゴミ屋敷と近所の子供から呼ばれる、久世邸を綺麗にするため掃除しまくり、

久世が朝食はパン派だということで忘れないようパンの歌をうたい、

なかなか掃除できない久世の部屋に悶々としたり、

雇い主がヤッテイルのを聞いてどぎまぎしたり、

野良猫を捕獲し久世邸で飼うことになったり、

酔った久世にキスされたり、

体調を崩して双葉の友人が久世の所で働いてることが判明するなど。

ここまで続けられてきた家政夫という仕事に愛着と、同じ家で過ごしてきた久世への特別な感情が沸く双葉。

家政夫を始めて1か月以上が経った。
そんな双葉は今日もクビにならないよう精一杯頑張るのだった。

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