キスを「ちゅー」と言う系男子【夏油傑】

4話 ページ5

『おいで！ふわくん！』

彼がそう言えばふわふわな毛並みの狐が肩に乗る
有栖川Aは式神使いだ


しかしただの式神使いではない


【可愛い】それが彼の式神達の特徴


ふわふわとした狐
もふもふの羊
サラサラな子馬


どれも小さな式神だが可愛く強い

そして彼自身も可愛く強い




夏油「(君は)とても可愛いね」

『可愛い〜！僕の式神!!』



家入「幼女だな」
五条「ロリだろ」

(幼女もロリも同じです)




夏油「狐はふわくんという名前なのかい？」

『うん！』

夏油「じゃあ羊は？」

『もふくん！』

夏油「じゃあ子馬は？」



















『徳川五郎！』


夏油「何故そうなった？」


ふわくん、もふくん、ときたら「さらくん」と思うだろう

「徳川五郎」だった



『兄上が付けてくれた名前なんだ』


五条「アイツの兄貴絶対やべぇよ」

家入「ちゅー、に徳川五郎か」

五条「五郎は100歩譲るとして徳川は何処から来たんだよ」



















有栖川兄

蜂に刺されて現在ショック寝中
重度の弟好き

弟に恋人ができたその日にはこの世界を滅亡させる気でいる

ネーミングセンスが全くない

弟を純粋に育ててきた、かなりの苦労がありました

5話→←3話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す