キスを「ちゅー」と言う系男子【夏油傑】

17話 ページ18

夏休み.とある者にとっては天国、とある者にとっては地獄



五条「呪術師にとっては夏休みなんてねぇけどな」

『夏休みをくれ……』


家入「お前達早く任務行け」

夏油「学生なのに無いなんて可笑しくないかい？」


『上層部に直談判するか！』

五条「お前なんかじゃつまみ出されるぞ」


世間の学生達が夏休みに入った頃、少年少女四人は疲れ、呆れはてていた
それもそうだろう、呪術師に夏休みなど無いのだから


『まぁ数日の休みならあるんだけどなぁ……本家帰らなきゃいけないしなぁ』

五条「帰りたくねー」


家入「さっさと任務行ってこい」

有栖川と五条はこれから任務があるにも関わらず教室の机の上で寝そべっていた
早く片付けないと上の連中に怒られると言うのにこの二人はいつも行動が遅いのだ




『早く兄上に会いたいなぁ』


五条「出た、噂の兄貴」

家入「話では聞いたことあるけど何気にまだ１度も見たこと無いんだよね」


夏油「結婚の挨拶として私も着いていこうかな」

五条「とうとう暑さにやられたか」



ムワッとした暑苦しい空気が教室内を充満している、誰も窓を開けようとしないのだから当たり前なのだが


しかし3秒後、氷点下並みに教室内は冷えることになる







『いいよ！皆で俺の本家に着いて来てよ、兄上にも紹介したいし』



「「「……まじで？」」」


ピッシャーンと雷が落ちたような落ちなかったような雰囲気になった、さっきまでの暑苦しい空気はどこに消えたのやら
誰かクーラーつけた？？








次回.有栖川兄と初対面!!癖強兄上に夏油は勝てるのか!!
ﾄﾞ○ｴﾙｽﾀﾝﾊﾞｲｯｯｯ!!!!



















ーーーー
呪術高専って夏休みあるんですかね
グッズではありましたけど

まぁ……あったとしてもこの四人は、特級術師2人.反転術式の使い手1人.一級で相伝の式神を操る術式持ち1人なので休みという休みはなさそう

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