キスを「ちゅー」と言う系男子【夏油傑】

16話 ページ17

『海に行きたい』

夏油「ということで皆で行こう」


家入「却下」
五条「桃鉄やってようぜ」

『何でだよ！！夏といえば海！！海といえばかき氷！そして〜』

【綺麗な水着のお姉さん】


ﾊﾞｺｯ、ｶﾞｼｬﾝ、ﾄﾞｶﾝ、と３つの重い音が同時になった



窓ガラスは割れ粉々になっており、机は真っ二つに割れ、壁には大きな穴が開いていた
もう笑うしかない状況である
第三者から見たら事件現場だ



夏油「A……そんなこと何処で覚えてきたんだい…」

家入「怒らないから言え」

五条「言っとくが俺じゃねぇからな」


『テレビで見た！』

夏油「私のAの純潔が……」

五条「涙ふけよ」


夏油にハンカチを差し出す五条
お前ハンカチ持ってるのかよ


『なんかびきに？がめのほよう？らしいぞ！』

夏油「あ゛ｯ」

五条「しぬな傑！！！！！」


家入「教室を事件現場にするな、外でやってこい」

『夏油しぬのか！？』

家入「黙って」

『ハイ』


女子が強いのはやはり全国共通なのだろうか
暴走機関車と化している有栖川を一瞬で黙らせた



『えーと……お姉さん？よりも、かき氷食べたくて!!』


五条「お前も俺と同じで甘いの好きだもんな」

家入「五条と有栖川を一緒にするな」

夏油「店ってどうやって買収すればいいんだろう」


カオスである
多分この四人で芸人を目指せるだろう
毎日の会話がコントのようだ




　

それでも第三者から見たら、少年少女がはしゃいでいる青春の一部だろう。

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