キスを「ちゅー」と言う系男子【夏油傑】

15話 ページ16

家入「あ、こっちこっち」

夏油から教えてもらった方向に行くと家入と何故か正座している五条を見つけた
少年は2人に会えた喜びで駆け足で寄った

『五条〜！お前無事だったんだな』

てっきり女の人達に押し潰されたのかと思ったよ！

少年はそう言い微笑んだ





一応言っておこう

この発言に悪意は無い




家入「このクズのせいで流されたんだってな」

五条「俺のせいじゃねーよ、女共が悪い」


『女の人って怖いなぁ…俺初めてあんなに近距離で女の人を見たよ』

五条「硝子は？」

『家入は女の人って感じがしないんだよなぁ』

家入「は？」



も、もう一度言っておこう

この発言に悪意はない……はず


五条「お前この世から消されんぞ」

『女の人っていうか……家入は"仲間"って感じなんだ！』

五条「よくわかんねー」




家入「仲間ねぇ……まぁ許そう」

『ありがたき幸せ!!』


五条「お前らキャラ保てよな」

メタ発言するな刺すぞ、とメスを出す家入と有栖川の後ろに隠れる五条とメスを見て慌てる有栖川

端から見たらドロドロの昼ドラ状態だ




夏油「やぁ皆、待たせたね」

そんな状況に光を与えてくれた夏油傑






五条「お、傑帰ってきた……って何でお前」








【血だらけなの？】




シーンと4人は静まった
夏油は明らかに頬や腕に血をけている

なのに爽やかに笑いながら此方に来た
恐怖だ



そこら辺のB級ホラー映画よりよっぽどホラーだ





『夏油？知り合いと話は終わったのか？』

夏油「嗚呼、円満に話してきたさ」






五条「血付いてる状況でよく円満って言えるよな」
家入「それを信じる有栖川もよっぽどだろ」






ちなみにこの後夏油はトイレで血を洗い流した



















ーーー
気がついたらお気に入り登録者数が900人になってました
ありがたき幸せ……

評価も沢山してくださっててほんとモチベになります


やっぱ純粋系は皆好きなのか……ふへへ




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