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「いいか？どれだけ外でたくさんのファンがいてカメラを向けられたとしても絶対視線は向けるな」
「なんで？撮ってくれてるのに？」
「そういうことじゃなくて！とにかく外にいるファンは人と思うな。一景色だと思え」
「ひどーい！ファンなのに！」
「あのな、一人にやったらみんなにやらなくちゃいけないだろ？そんなことしてたらいくら時間があっても足りない。キリがないんだよ、キリが」
「そういうものなの？」
「そういうもの」
「ピースとか笑顔とか」
「論外。
ファンにはちゃんとした場で会った時に精一杯声援に応えるんだよ」
「ふーん…」
難しいんだね。
次はアイドルとしての振る舞いについての指南
「でも局の中に入ったら会った人全員に挨拶。ちゃんと頭を下げて」
「はーい」
「同じ事務所の先輩に会うかもしれないし」
「東方神起いる？」
「今はいない。と思う」
「なんだぁ…」
せっかくお姉ちゃんに…
「いてもサインなんて軽々しくもらえないからな」
ギクッ…！
ごめん、お姉ちゃん。
「とにかく仕事中は常に低姿勢、笑顔を忘れず、余計なことは言わない、しない、聞かない」
「できるかな…」
「控室から一歩も出なきゃいいんだよ」
「でも…」
お腹空いたら…
「心配しなくても控室になんかしら用意されてる」
「エ、エスパー！？」
「お前が考えることなんて1つしかない」
「私にとったら死活問題なのに…」
「ま、一人じゃないし。なんかあったら周りがフォローしてくれるから」
「うん…」
「だから頼んだ」
「うん」
.
「あと10回」
「むりぃぃ〜〜」
処世術の指南の後
さっきのしおらしさは何処へ。
ジョンデ君は怖いからやだって言ったら、じゃあマットの上でやろって言ってくれたのに。
なのにこの人容赦なく人のこと変な機械に乗せて。
しかも上から見てるだけじゃん。
この鬼。
"この仕事がちゃんとできたらミンソギヒョンもAちゃんのこと認めてくれると思うし、優しくしてくれると思うよ"
ギョンス君へ
ギョンス君は嘘つきです。
そんな気配一切ありません。
いつまで経っても鬼は鬼です。
Aより
「お腹痛いぃ…」
「なんでマシンがあるのに使わないんだよ」
うずくまるキムミンソクの体ををよそに私の体は軽々とそのマシンとやらに乗って、軽々と上半身を上下させてる。
やだ、私かっこいい。
じゃなくて。
「じゃあ今日は終わり。メシだメシ。行くぞ」
やっぱちょっとかっこいい…かも。
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充(プロフ) - こぴさん» 初めまして。コメントありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです。ご期待に添えられるかはわかりませんが頑張ります！ (2018年6月10日 13時) (
レス) id: 3ca51a9912 (このIDを非表示/違反報告)
こぴ(プロフ) - 初めまして！お話がとっても好きでいつも更新楽しみにしてます！^ - ^ 頑張ってください^o^ 応援してます！ (2018年6月10日 3時) (レス) id: 7e86bbb7b1 (このIDを非表示/違反報告)
充(プロフ) - 柚子さん» わぁ！ありがとうございます(*´∇｀*)まだ続きますが完結できるようにがんばります！ (2018年5月7日 12時) (レス) id: 3ca51a9912 (このIDを非表示/違反報告)
柚子 - とても面白いです！続きが気になります(^o^)あまりご無理せずに頑張ってください！ (2018年5月6日 21時) (レス) id: 2d3643aa8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：充 | 作成日時：2018年3月17日 19時
