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25  え・・・ ページ25

シ「ただいまー。」

俺はその後、早退をした。なんでか、仁王たちが帰れといって聞かなかったから。鞄とかは、ガム君が取ってきてくれた。

靴を脱いで、部屋に入ると貴也が驚いた表情をしていた。

貴「お前、それ・・・。」
シ「ん?ああ、服濡らしちゃって貸してもらった。制服、洗濯して。」
貴「あ、ああ。早退したのか?早かったけど。」
シ「うん。」

貴也は、制服を洗濯しに部屋を出て行った。

・・・貴也にいじめを受けたとは、言えない。心配させたくない。
今じゃ、すっかり貴也は私の父親のような存在だ。すると、貴也が部屋に戻ってきた。

貴「あのさ・・・。」
シ「ん?」
貴「あ、やっぱりいいや。」
シ「は?言いかけてやめられるのって、すごく気になるから。言え。」
貴「いや、でも・・・。」
シ「^言^」
貴「はい、言います。」

貴也は、深呼吸をしてから口を開いた。

貴「俺、何年間かこの家にいれなくなった。」
シ「え・・・。」
貴「俺は、神様だろ?お前といた一年間ちょっとのあいだに溜まった仕事を片付けないといけないし、色々あって・・・。」
シ「そう・・なんだ。・・・いつ帰ってこれる?」
貴「・・・わからない。でも、一年間だけじゃ帰れないんだ。」
シ「そっか・・・。」

私にとって、その言葉はひどくショックだった。でも、貴也は神様だし仕方がないんだ。
・・・我慢しないと。
私は無理に笑顔を作った。

シ「わかった。大丈夫、一人で暮せるよ。この世界に来るまでは、一人で暮していたし、前の生活に戻るって思えば、大丈夫^^」
貴「・・・そうか。」
シ「いつ行くん?」
貴「明日の昼。」
シ「そっか・・・。じゃ、今日は私が手料理を作ってやるよ!楽しみに待ってろ!」

私は、満面の笑みでそう言ってキッチンに向かった。

貴「・・・ゴメンな。」

貴也が、とても辛そうな顔でそう呟いてたことは知らなかった。

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設定タグ:テニスの王子様 , 立海 , 新テニスの王子様   
作品ジャンル:アニメ
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メテオドライブ - 名前変換したいなぁ~( ´△`) (2015年2月6日 2時) (レス) id: 01f902c43b (このIDを非表示/違反報告)
亜耶(プロフ) - この作品って、名前変えられないやつですか? (2014年10月12日 18時) (レス) id: 32e11912e9 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - クロコッチさん» ありがとうございます! もちろん、大歓迎でっす!! (2013年10月3日 20時) (レス) id: ee65fa9ce0 (このIDを非表示/違反報告)
クロコッチ - 本当に面白いです私もお友達になってもいいですか (2013年10月2日 20時) (レス) id: 869846fa76 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 蒼さん» いいですよー^^大歓迎です!! (2012年10月22日 19時) (レス) id: 552eb9e233 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひよこ | 作成日時:2012年8月30日 21時

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