20 仕方ないなぁ ページ20
シ「ん?」
俺は、放課後帰ろうと廊下を歩いていると、一年の教室で頭を抱えている男子が目に入った。
あの髪型、赤也か?何してんだろ?俺は興味を持ったので、教室に入り、赤也に歩み寄る。
シ「赤也。」
赤「うぉ!?」
シ「そんなに驚かなくても・・・。」
赤「いやいや、突然後ろから声をかけられたら、驚きますよ!!」
シ「アハハ。ゴメンゴメン。で、何してんだ?」
赤「それが・・・。」
俺は赤也の机に置いてある用紙を見た。
シ「英語・・・もしかして、期末テスト悪かったのか?」
赤「・・・そうなんスよ。そのせいで、今日の部活はなしッス。」
赤也は、とてもがっかりしていた。
シ「仕方ねぇなぁ。」
俺は赤也の隣の机から椅子を借りて、座る。
赤「?シアン先輩?」
シ「英語、教えてやるよ。」
赤「!!ありがとうございます!!」
シ「気にすんな。ほら、やって早く終わらすぞ!」
赤「はいッス!」
赤也は、英語のプリントを一生懸命解いていた。
ひどかった・・・。単語はほとんど覚えていなく、文法もいまいち。もしかして、テストの点数は・・・・言わないでおこう。
赤「終わったー!!」
シ「えらいえらい。」
俺は赤也の頭を撫でていた。赤也は少し恥ずかしそうにしていたけど。
終わったのは、最終下刻時間のちょい前。二人で急いで、玄関に行った。
シ「遅くなっちまったなぁ。」
赤「俺、いつもこの時間帯に帰ってるッスよ?」
シ「あ、赤也は部活入ってるからなぁ。俺は帰宅部なんだよ。」
赤「え?ここって、部活は強制じゃ・・・。」
シ「あー、俺先生に許可もらってんだよ。」
そんな他愛のない話をしながら、校門に向かっていると怒声が聞こえた。
?「赤也!!今まで、プリントをしていたのか!!」
赤「げぇ!!真田先輩・・・。」
シ(なんだこの五月蝿い人は・・・。)
その人は、赤也に近づいて説教をはじめた。うるさい・・・なんて、でかい声なんだ。
俺が、耳を押さえていると聞きなれた声が聞こえた。
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メテオドライブ - 名前変換したいなぁ~( ´△`) (2015年2月6日 2時) (レス) id: 01f902c43b (このIDを非表示/違反報告)
亜耶(プロフ) - この作品って、名前変えられないやつですか? (2014年10月12日 18時) (レス) id: 32e11912e9 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - クロコッチさん» ありがとうございます! もちろん、大歓迎でっす!! (2013年10月3日 20時) (レス) id: ee65fa9ce0 (このIDを非表示/違反報告)
クロコッチ - 本当に面白いです私もお友達になってもいいですか (2013年10月2日 20時) (レス) id: 869846fa76 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 蒼さん» いいですよー^^大歓迎です!! (2012年10月22日 19時) (レス) id: 552eb9e233 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひよこ | 作成日時:2012年8月30日 21時