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次の日

入院するためにいつもより早く起きて準備を始めた。

太輔を起こさないようにそっと太輔の腕からすり抜けて太輔の手に俺の家の合鍵を握りしめさせた。

｢ちゃんと戻ってくるよ｣

そう言い残し最後になるかもしれないキスを落とした。

｢いってきます。｣

出る時は1人でも心の中に太輔がいることでどこか心強かった。

その日は綺麗な快晴で僕の憂鬱な心を少し晴れにしてくれる太輔みたいな天気だった。

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設定タグ：藤北 , 北山宏光 , 病系
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作者名：ｷﾀﾓﾓｵ | 作成日時：2017年5月6日 1時

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