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佐久間「いや、つーか、あいつ別れる気はない!って言っときながら自分浮気してんのかよ!って感じだよなー」
阿部「まぁ確かにね。浮気する人の気持ちは全くわからん」
佐久間「まぁあいつが浮気してるとかしてないとか、どーでもいいんだよなぁー。問題はAだよ!可愛すぎるんだって、ほんと!しんどい!!」
阿部「ふは(笑)」
俺は先日Aが俺にくれた優しさを阿部ちゃんにも伝えた。
細かくは教えてやんないよっ、俺だけのものにしときたいし。
阿部「……とりあえず佐久間がどれだけAちゃんのことが好きなのかが伝わったよ(笑)」
佐久間「ほっっんと好きすぎて困る、、」
いかに嬉しかったか、どうやら俺の熱量で伝わったみたいだ。
佐久間「あーー、まじ頑張らねーと」
阿部「ふぁいと(笑)そんな佐久間にプレゼントあげる」
佐久間「プレゼント?」
阿部ちゃんからプレゼントを受け取り、帰宅。
今日もこの勢いで別れ話をしよう、と思っていたが、サキがいない。
………浮気相手のところか。
まぁなんでもいいや、気が楽だ。
佐久間「ゆっくりしよーっと」
翌日、あんなことが起きるなんて微塵も気付いてない俺は、大好きなアニメを再生し始めた。
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作者名:ねこ | 作成日時:2024年3月28日 14時