深澤先輩！２（紫） (ページ10)

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60話ページ10

　
　
「あの……ほんとにこの服、いけますかね？」

深澤「ん？ちょうかわいいと思うよ。変な男達にナンパされないか心配。」

「いや！そこまでは！絶対ないので大丈夫です！」

深澤「…心配だなー(笑)」

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

深澤先輩に褒められた。なんだか少し自信がついたぞ。
これで本番も頑張れそう！………そろそろ教室にいる鬼の元に帰ってあげようかな？？

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

深澤「あのさ、Aちゃん。文化祭の日、13時に俺の教室きてくれない？」

「え？13時ですか？」

深澤「うん」

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

なんだろう？そういえば深澤先輩達の出し物聞いてないな……
　
　
　
　
　
　
　

　
　
　
　
　

「なにかやるんですか？」

深澤「それは当日まで内緒。待ってるからね」

「……わかりました」
　
　
　
　

　
　
　
　
　

深澤先輩と当日の約束をすると、先輩はじゃーねー。と部屋から出て行った。

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

琴葉「あ！帰ってきた！」

目黒「A…………おいこら」

「ぶっ(笑)蓮、ごめん(笑)」
　
　
　
　
　
　
　

　

　

散々いじられたであろう蓮の、疲労困憊！な姿に思わず笑いが止まらなくなった。
深澤先輩にも褒めてもらえたし、自信もついた。
仕方ない、変わってあげよう。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

「琴葉！！好きにして！！！」

琴葉「……なんかそのセリフやだ」

　
　
　
　
　
　
　
　

嫌そうな顔をされた。なぜだ。