55話 ページ5
「……先輩達は何するんですか？」
渡辺「おーー、俺らは(ムギュ)」
深澤「まだ内緒、わら」
「…え！なんでですかー！教えてくださいよー！渡辺先輩？？」
渡辺「もごむぎゅふむもご」
「渡辺先輩に聞いたわたしがバカでした」
渡辺「……ぷはっ！ふっかが抑えるからだろ！」
深澤「ふははっ！わら」
「ふふふ(笑)」
深澤先輩と渡辺先輩と笑い合う。いつぶりかな。やっぱり楽しい。
深澤「Aちゃん達は？何するの？」
「私たちは(ムギュっ)」
目黒「秘密っす」
「ん゛んー！むふもごむぐー！」
蓮に抑えられた。苦しいーー！と思っていると、深澤先輩がそっと蓮の手首を掴み離してくれた。
深澤「Aちゃん苦しそうだよ？」
目黒「大丈夫っすよ、こいつは」
「むかー！苦しかったっつーの！蓮にもやってやる！」
蓮の口に向かって手を伸ばそうとするも身長差がありすぎてうまく届かない。くやし！
深澤「こら。その辺にしときな？もう、おーしまい」
深澤先輩に優しく止められた。そんな甘い声で止められると、脳が深澤先輩に支配されてしまったみたいに言うことを聞かなくなる。ほんと罪深い。
蓮との攻防を止められたわたしは座って再び飲み物を飲み始めた。なんだかこっちが恥ずかしくなってきた。
深澤「………Aちゃんは文化祭なにか着たりする？」
「へっ？」
どうしよう、メイド服、、なんて絶対言えない。
さすがに深澤先輩に見られるのは恥ずかしすぎるし、さっき蓮が内緒って言ってたし、、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1013人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ねこ | 作成日時：2023年12月17日 13時
