71話 ページ21
「だって、え、嘘だ、そんな」
深澤「俺うそつかないし」
「え、だって、、あ!籐子先輩は?さっきまで一緒だったじゃないですか…」
深澤「あぁ。でもちゃんと断ってきたよ?まぁはっきり言われたわけじゃないから、ここ最近のアピールはなんとなーく流してたけど」
「う、そだ、、タピオカは?タピオカの頃、2人で仲良くしてたじゃないですかっ」
深澤「うーん、確かにあの辺りまでは俺自身もわからなくて迷ってたことあったけどぉ。でも俺、あそこで照に伝えたよ?」
ん??あ、あの2人でちょっと、、って話に行った時、か……
深澤「俺、多分Aちゃんのことが好きになってるなーって。だからこれからはあの子を大事にしないとね、、ってさ」
「え……そう、なんですか、、」
びっくり。そんなこと思ってくれてたんだ……あ、この前の照先輩の言葉、、これをふまえてのことだったんだ……
深澤「ん?あとは聞きたいことは??」
「あ、えーーーっと、その、、、」
深澤「俺はAちゃんが好きで?Aちゃんは俺が好きで?……つまり?」
「りょ、うおもい………」
深澤「せーかいっ」
え、嘘、、ほんとに??信じられない……深澤先輩が私を……両思いだなんて……
それが深澤先輩の素直な気持ち……???
「深澤先輩と両思い……」
深澤「ふふ(笑)うん。嬉しい??」
「現実??ほんとに?喜んでいいんですよね?」
深澤「むしろ喜んでほしいかなーーっ」
「!!!!!!好きです!!深澤先輩!大好きです!!」
深澤「ふははは(笑)うん。これでこそ、Aちゃん、だね」
夢みたい!私が深澤先輩を好きで、深澤先輩も私を好きな世界線が存在するなんて……!!信じられない!!
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作者名:ねこ | 作成日時:2023年12月17日 13時