深澤先輩！２（紫） (ページ14)

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64話ページ14

　
　
深澤先輩の教室についた。
なんかすごい、人、集まってない？
ガラッと扉を開けると座席に座って何やら待っている人たちにすごく見られた。恥ずかしい…
　
　
　
　
　
　

琴葉と一緒に席に座ると、目の前に何やらステージっぽいものが。ん？なにをするんだろう？

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

琴葉「お！はじまる〜」
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

音楽がかかった。教室中に大きな音で鳴り響く。
あ、何人か出てきた……ストリートっぽい格好？？
　
　
　
　
　
　

…………？！え！真ん中、深澤先輩……？！
　
　
　
　
　
　

ヒップホップなのだろうか。音楽に詳しくない私にはいまいちわからないが、目の前で深澤先輩がガシガシ踊っている。
え。なにそれ。そんな踊れたなんて知りませんでしたよ、、
　
　
　
　
　
　

あ？！え？！ば、バク転？！？！
うわ………やばい………

　
　
　
　
　
　
　

あまりにかっこよすぎる深澤先輩から目が離せなくなり、気付いたら音楽が終わっていた。

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

『(パチパチ〜)ひゅ〜〜！』

『きゃーーー！！深澤くん〜！渡辺くん〜！』

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

深澤先輩達のダンスが終了した。
どうやら先輩達はダンス大会、と言う名の出し物だったみたいだ。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

琴葉「やばい……」

「だめだ、これはだめだ、、無理っ、、」
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

驚きと感動ともうなんかわけのわからない感情で語彙力がなくなった。
何も考えられないし、今の光景をずっと脳に焼き付けておきたい。一生忘れたくない。