深澤先輩！２（紫） (ページ11)

今日:25 hit、昨日:26 hit、合計:61,878 hit

61話ページ11

　
　
いよいよ文化祭が明日にせまったある日。

休憩で自販機にいると、ある人にでくわした。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

「あ！照先輩！」

岩本「お、Aちゃん」

「最近スイーツいけてないですもんね、なんかお久しぶりな感じがします……」

岩本「確かに。あ、そういえば、Aちゃん、メイドやるんだって？」

「な！バレてる！」

岩本「ふは(笑)うん、バレてる(笑)」

「照先輩は来ないでくださいね。恥ずかしすぎるので」

岩本「え、なんで、行くに決まってるじゃん。………甘いもの食べに行かないと」
　
　
　
　

　
　
　
　
　
　

あ、そうだ。この人、大の甘党だった………

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

岩本「………ほんとは俺が守ってあげたかったんだけどね。俺さ、ふっかのこともAちゃんのことも好きなの。あいつが本気なら、俺は譲るって決めたんだ。」

「ん？どういうことですか？」

岩本「いや、こっちの話。あの時のタピオカ美味しかったよね」

「美味しかったけど、地獄のタピオカでした……」

岩本「ふは(笑)確かに(笑)Aちゃんビビってたもんな〜俺らのこと置いてったし(笑)」

「その節はほんとすみませんでした……」

岩本「まぁ。大丈夫だよ。あの時はいろいろ不安な気持ちもあったと思うけど、あいつちゃんと本気だよ」

「？？？なんの話ですか？」

岩本「はは(笑)そろそろAちゃんにいいことが起きるんじゃないかなーって！」

「？？いいこと？」
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

なんのことかはわからないけど照先輩が嬉しそうだからまぁいいか。いいこと、、明日の文化祭が楽しみだ。