22話（after story） ページ23
渡辺「お前らそんな、学生の可愛い恋愛してんの？」
「いや、そんなことは、、」
渡辺「最近は？」
「仕事終わり、ご飯を食べに行って、そのまま家まで送ってもらって、また明日ねって、、」
渡辺「は？！高校生かよ！！お前らいくつだよ？！」
「わかってますよ！もう！なんなんですか！！」
そうなのだ。私の現在の悩み。
それは、目黒くんが全然手を出してくれないどころか、ご飯を食べて送ってもらってバイバイという、高校生みたいな中身のお付き合いをしていること。手を出す以前に、2人で過ごすことがなく、そんなムードに入ることすら皆無。
今まで男性経験が全然ない私でも、わかる。
これって、おかしい、、よね？さすがに。
「どうしたらいいんでしょうか、、、」
渡辺「まーーー、あいつが欲ないんじゃね？」
「え？そういうものなんですかね？」
渡辺「俺はありえねーけど。付き合ったら即したいね」
「え…………」
渡辺「ひくな！ひくな！お前が聞いたんだろうが！！」
渡辺先輩の事情はさておき。
自分でもよくわかっている。きっと魅力がないんだろう。こんな女、そりゃ抱きたいなんて思うはずがない。
今でも付き合ってくれてるのが不思議なぐらいだ。
渡辺「………ま、そんな心配そのうち解決するんじゃね？」
「………人ごとですね、、」
渡辺「人ごと、だもん。………つーか、側から見てたら目黒お前のこと超すきって感じだし、そのうち抱かれるって。安心しな」
「な！だから言葉選んでくださいってば！」
渡辺「ふははは(笑)まーー心配すんなって」
やっぱり相談する人を間違えた。
渡辺「ま、無事に抱かれたら教えてよ」
「絶対いやです！！」
渡辺先輩との話は無駄に終わったけれど、悩みは解決せず、、、
なんかめちゃくちゃしたい人みたいで恥ずかしいけれど、触れてくれないのは、、さみしい。
今日も仕事終わりにご飯を食べ終え、自宅に送ってくれている最中。
どうしたらいいものか、、、
目黒「今日もありがとう。寒くなってきたからあったかくしてね」
「……………」
目黒「ん？どうかした？」
「あの、家、あがっていきませんか」
目黒「…え？」
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ねこ(プロフ) - ありちゃんさん» コメント気づくの遅くなり、すみません。ありがとうございます！完結しました！楽しんでいただけたら嬉しいです。 (9月23日 21時) (
レス) id: 8aeace64c4 (このIDを非表示/違反報告)
ありちゃん(プロフ) - 楽しみにしてます🎵 (9月10日 12時) (レス) @page14 id: 09208e3cf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ | 作成日時：2023年8月23日 20時
