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○ ページ6
黎「はい、朝ごはん」
黎が大光に肉塊を渡すと大光は大人しく肉塊を食べ始めた。
大光「……ご馳走様でした」
黎「落ち着いた?」
大光「一応……俺まだコントロールできてねぇよな」
黎「残念だけど。でも前よりもできるようになってるよ、頑張ろう」
大光「そしたらさ、お願いがあるんだけど」
黎「……なに?」
大光「もし俺がコントロールできるようになったらさ、矢花の顔見せてよ。そんな不気味な仮面のその下を」
黎「……そっか」
黎は大光の頭を撫でた後そのまま部屋を後にした。
大光の「おーい、まだ返事聞いてねーよー」と言う声が聞こえてきたが、黎は気づかないふりをした。
この後は監視者から届いた次なる被験者のデータを入力する、平凡な作業が待っている。
黎「はぁぁ……寝たい……」
ただし黎は夜更かしして遊んでいたため、この後の作業のことを考えてげんなりしていた。
黎「仮眠、取るか」
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作者名:氺 | 作成日時:2022年5月2日 20時