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黎「クシュン!」
研究所「Void」の一室で矢花黎はくしゃみをした。
黎「誰か噂話でもしてるのかな……まあいいや」
黎はティッシュを手に取り鼻をかんだあと、仮面をつけてから部屋を出た。
黎「おはようございます」
「おはよー」
太眉の同僚に挨拶した後、黎はそれなりのサイズの肉塊を用意してある部屋へ向かった。
黎「大光」
黎が名前を呼びながら部屋の中へ足を踏み入れる。それとほぼ同時に黎に向かって影が飛び出してきた。
黎「ほらほらお腹すいてるのはわかってるから落ち着いて、ちゃんとあげるよ」
大光「グルル……」
黎が大光と呼んだ少年もとい佐々木大光は唸り声を上げて大人しくなった。大光は普通の人間に見えるが、頭部に犬の耳が生えている。
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作者名:氺 | 作成日時:2022年5月2日 20時