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○ ページ20
黎「……ふふふっ、あははっ、さすがだねこんぴー、やっぱ敵わないや」
突然笑い出した黎にみんな驚いてしまった。
大光「なあ、矢花、なに、しようとしてたの？なあ、嘘だよな……？」
黎「大光にはそこまで害はないよ、安心して」
どう考えても不利な立場に置かれているはずの黎だが、その口調や態度は至って冷静に見える。
その読めなさが嶺亜や琳寧、大輝を不安に駆り立てた。
黎「どうしたんですか？俺のこと、つれて行かないんですか？」
黎が琳寧の方を見た。琳寧は自分の本来の業務を思い出して改めて黎に問いかけた。
琳寧「これは任意同行です。矢花黎さん、協力していただけますか？」
？「それは困ります」
見知らぬ声が聞こえてきて、黎を除く4人は驚いた。
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作者名：氺 | 作成日時：2022年5月2日 20時
