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○ ページ27
海人はみんなのことを見ていたが、ある人の目の前で目線が止まり、今度は狼狽えた。
海人「元太?なんでこんなところにいるの?」
元太「誰だよお前」
海人「は?覚えてないの?昔一緒に遊んだろ?」
元太「いや、マジで……まって、海人……」
元太はなぜ宮近海斗の名に聞き覚えがあるのか思い出した。
元太はかつて海人と連んでいた。その時に宮近の名を聞いていた。
海人「元太は……こんなクズな世界に来て欲しくなかった……なんで……なんで……」
海斗「どういうことだよ……なんで、なんで……?」
なんでもない外出になるはずだった。それなのに、周りのみんなは過去の隠し続けてきた真実を無理やり開けられて、嘆いたり悲しんだり。
松倉は見ず知らずの人がいるにも関わらず、絶望しか広がらないこの空間に、松倉は思わず叫んだ。
7人の気持ちを体現するかのように、雨が降り出した。
Fin
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作者名:氺 | 作成日時:2021年11月29日 22時