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「ねえ、緊急会議!!」
優斗の仲間である高身長で銀髪の研究員が焦った声を上げて部屋に入ってきた。
「ちょ、どうしたの?」
責任者が驚きながら銀髪の研究員を落ち着けた。
「大変なことが起きたから、みんなを集めて!」
優斗「ごめん、今取材受けてる子がいる」
Voidにたまにやってくる、記者を名乗る人の取材を研究員の中の1人が受けていたため、彼が戻ってくるのを待っていた。
やがて彼が戻ってきて、会議が開かれた。
「あのね、近いうちにCaeruleumが殺し屋に襲撃されちゃう!」
「は!?どこ情報!?なんで!?」
仮面をつけた研究員が驚きながら反応する。
「俺の友達から情報を受けて。結構信頼できる人だよ」
優斗「それって、うちに寄付してくれている人?」
「そう」
銀髪の研究員は、外部にいくつか情報源を持っており、今回の情報もそこから仕入れたもののようだった。
「それなら誰かが様子見に行った方がいいよね」
責任者は難しげな顔をして対策を考えていた。
優斗「俺が行きます。この中で使える能力持ってる人だし」
「ねえ……本当に、大丈夫?」
仮面の研究員が優斗を心配そうに見ていた。
優斗「大丈夫だよ……それじゃあ、行ってくる」
優斗は準備をしてからCaeruleumへと向かった。
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作者名:氺 | 作成日時:2021年10月23日 21時