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とりあえずもう一度眠ってから起き上がると、嘘みたいに体が軽くなっている。
雄登「あ、飛貴」
さっきは気づかなかったけど雄登が隣で寝ていたらしくて、目があったけど、お互いにこれからが少し怖かった。
『怒られちゃうよね』
雄登「多分……一緒なら怖くないよね」
『たぶん……?』
2人で手を繋ぎながらリビングにやってくると、亮平くんと克樹くんは勉強、如恵留兄ちゃんと大晴兄ちゃんは夕ご飯を作ってるみたいだった。
亮平「あ、2人ともおはよう。もしかして、テストの成績落ちてたから焦って勉強してた?」
亮平くんまで痛いところを突いてくる。
亮平「俺も一回クラスでビリになったことがあってものすごい焦った時期があった。だけど焦ってもいいことなんてなくて却って成績が落ちてしまった。だから、何事もやりすぎるのは良くないよ」
『……ごめんなさい』
亮平「ふたりとも悪くないんだから、これからは休みつつ勉強頑張るんだよ?」
雄登 飛貴「「……はい」」
お兄ちゃんたちは優しい目で俺たちのことを見ていたけど、これからはちゃんと休みつつ勉強していこう、と心に決めたのだった。
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☆京香♪(プロフ) - リクエスト失礼します。兄弟全員で大晴の家に押しかけたら体調を崩していた、、、みたいなやつ←(雑)が読みたいです!難しかったら設定変えて貰ってもいいんですけど、大晴メインでお願いしますします! (2021年12月11日 17時) (レス) id: 45add8b663 (このIDを非表示/違反報告)
里桜(プロフ) - リクエストしてもいいでしょうか。 末っ子2人が勉強頑張りすぎて体調を崩してしまいそれをお兄ちゃん達が看病する話がみたいです。 よろしくお願いします。 (2021年10月14日 10時) (レス) id: f9576d00b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氺 | 作成日時:2021年9月29日 9時