検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:4,222 hit

ページ8

『……?』


目を覚ますと、自分のベッド……ではなく和室の来客用布団で如恵留兄ちゃんと、何故か大晴兄ちゃんが俺のことを見ていた。


『あれ……たいせいにいちゃ……?』


如恵留「あ、飛貴くんおはよう。ほら、話してたでしょ?大晴くん、帰ってくるよーって」


あ……言ってた気がしなくもない……


大晴「飛貴と雄登が急に白目ひん剥いて倒れよったから俺2人が死ぬ思った……」


大晴兄ちゃんが涙目になりながら変顔していたせいで思わず笑ってしまった。


大晴「あ、笑った。やっぱり飛貴笑ってた方がええわ」


『ありがとう……』


如恵留「飛貴くん、ちょっと熱測ってみてもいい?さっきは8℃台まで上がっていたからちょっと怖い」


『えっ、そこまで!?』


如恵留「亮平兄ちゃんと驚いてたんだからね?雄登くんも飛貴くんも揃って倒れて、高熱出していたし」


しばらくして体温計がなって、大晴兄ちゃんが確認していた。


大晴「37.4℃か、微熱やな。ひょっとしてアレか?テスト近くて怖くなって勉強しすぎた?」


大晴兄ちゃんに言われたことは、図星以外の何者でもなくて、黙り込んでしまった。


如恵留「飛貴くん、何があったのか後で教えてね、今はとりあえずゆっくり休んで」


『でも


如恵留「健康な体があっての勉強だから、ね」


少し圧を感じる如恵留兄ちゃんの言葉に震えてると、そのままいつものような優しい如恵留兄ちゃんにもどって、そのまま部屋を出て行った。

○→←○



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
23人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

☆京香♪(プロフ) - リクエスト失礼します。兄弟全員で大晴の家に押しかけたら体調を崩していた、、、みたいなやつ←(雑)が読みたいです!難しかったら設定変えて貰ってもいいんですけど、大晴メインでお願いしますします! (2021年12月11日 17時) (レス) id: 45add8b663 (このIDを非表示/違反報告)
里桜(プロフ) - リクエストしてもいいでしょうか。 末っ子2人が勉強頑張りすぎて体調を崩してしまいそれをお兄ちゃん達が看病する話がみたいです。 よろしくお願いします。 (2021年10月14日 10時) (レス) id: f9576d00b9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:氺 | 作成日時:2021年9月29日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。