毎日がクイズ日和！

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Hidaka side


雄登「大丈夫だよ、きっと……」


『ああそうだな、やるしかないよな……』


今雄登も一緒にダイニングに向かい合って座っている。テーブルの上、俺たちを挟んでエナドリの缶が1個置いてある。


思いの外高かったエナドリ。お兄ちゃんたちが飲んでいるのを見たことないからその存在を知らなかったけど、これに頼らないともう時間が足りない。


コップを持ってきて、エナドリを半分こ。


『それじゃあ……乾杯』


雄登「ああ……乾杯」


音が鳴らないようにグラスを合わせて、一口。……あれ、意外と美味いじゃん。


『すげえなんか元気になってきたかも！』


雄登「それな、きっといける気がする！」


それから2人で時間を忘れて勉強していた……


？「ちょっと2人ともどうしちゃったの！？」


雄登 飛貴「「！？」」


ほぼ悲鳴にも聞こえる声でびっくりしたら、如恵留兄ちゃんが目を丸くして俺たちのことを見ていた。


如恵留「雄登くんも飛貴くんもどうしちゃったの！？」


雄登「やんなきゃだめなの……」


『そう、べんきょ


突然グラ、と視界が揺れて、世界が回った。ガタン、って音とか、如恵留兄ちゃんの声とか、だんだんと離れていく……

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