IRI$ Stealth (ページ19)

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飛翔「なんで、違うって言ってるじゃないですか！！」

Caeruleum内の取り調べ室で山井飛翔は叫んだ。

悠仁「って言われても、アリバイがないし、俺だって警察じゃないから助けられないんだよ」

飛翔はCaeruleumに来る心当たりが全くない。ある日突然、連行されてきた、というところだろうか。

飛翔「そんな……」

飛翔はそのまま部屋の中に連れて行かれた。

尚大「……？」

織山尚大は、部屋の中にほぼ放り込まれた飛翔に気づいて近づいてきた。

飛翔「……」

尚大「新入り？」

飛翔「……」

尚大「なんか珍しい顔してるからさ。俺、織山尚大」

飛翔「山井、飛翔です」

尚大「学生さんかな？たぶん星輝と仲良くなれるはず」

尚大が名前を呼ぶと、それに反応するように川﨑星輝がやって来た。

星輝「初めまして、川﨑星輝です。飛翔、って呼んでもいい？」

星輝の挨拶に対して、飛翔が無言で頷くと、星輝は微笑んだ。