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あそれにしても、どうして隣の教室にいるんだろう? 友達と一緒なのかな?
あそんなことをのんきに考えながら、階段に靴先を向けたとき、
「ずっと前から好きだったんだ、付き合ってほしい」
あ静かな廊下に低く漏れ聞こえたその声に、思わずぴしりと固まってしまった。
あ当事者でもないのに、緊張でぶわっと手のひらが汗ばみ、小動物みたいにその場で息をひそめる。
「どうかな?」
あ不安そうに強張った声にどきどきした。
あすごい、もしかしなくても告白だ。こういうのって、漫画やアニメなんかのフィクションじゃなくて、現実に起こりうる話なんだ……。
あいつもにこにこと優しい諸伏君が恋愛する姿なんて、さっきまでは想像もできなかったけど、こんな場面に遭遇してしまうと、急に彼が男の子に思えるから不思議だ。相手の女の子は誰だろう、と少し気になったが、このままここにいてはいけないことは分かっていた。
あ諸伏君、頑張ってね。
あと、心の中でエールを送りつつ、猫のように忍びやかな足どりでその場を去ろうとした。そのときだった。
「なぁ、
あん"っ?
あぎょっとして、思わず教室を振り返った。
あ低くかすれた、必死に縋るような声。私の聞き間違えでなければ、今、諸伏君は「
あいけないことをしていると思いつつも、のろのろと隣の教室のドアに近づき、数センチほど開いた隙間からそっと中を覗いた。
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ひよこまる(プロフ) - 炭酸レモネード。さん» 炭酸レモネード。様、お久しぶりです! 最後までお付き合いいただけたことは勿論ですが、こうして数年ぶりにお話できてすごく嬉しいです(^^) 私自身、一時期はどうなることかと思いましたが、ハッピーエンドを迎えられて安心しております笑 本当に有難うございました! (11月20日 7時) (レス) id: 8ac964ebff (このIDを非表示/違反報告)
炭酸レモネード。(プロフ) - 完結おめでとうございます泣勘違いにドキドキハラハラでしたけどしっかり諸伏の想いが伝えれて良かったです笑お2人ともとても可愛くてニヤニヤが止まりませんでした! (11月20日 3時) (レス) @page39 id: 12db53baf5 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこまる(プロフ) - 名無しさんさん» 名無しさん様、ご感想ありがとうございます。文章も展開も褒めていただけるなんて、作者冥利に尽きます(^^) 頂いたお言葉を励みに、執筆を頑張りますね! 最近は本当に寒くなってきましたので、名無しさん様も、暖かくしてお過ごしください。 (2022年12月16日 1時) (レス) id: 39d9850ac3 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん(プロフ) - 文章が丁寧で、その上お話の展開にとっても悶えてしまいました。更新お待ちしております。寒くなってきましたので、どうぞご自愛ください。 (2022年12月15日 22時) (レス) @page24 id: be46fe9f9a (このIDを非表示/違反報告)
ひよこまる(プロフ) - chiさん» ようやく私生活が落ち着いてきたため、隙間時間を見つけて更新したいと考えております。どうかお時間のあるときに、暇つぶし程度でも構いませんので、本作をお読みいただければ幸いです(^^)長文失礼いたしました。 (2022年12月7日 0時) (レス) id: 39d9850ac3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひよこまる | 作成日時:2019年8月9日 21時