8話 ページ8
――
昼過ぎ。
やっと話し合いが終わり、明後日には荷物を運ぶことになった。
母親は意外と私を愛してくれていたようで、念入りに話し込んでくれた。
「いいお母さんじゃん」
「でも、好きじゃありません」
「……そっか。ね、どこでご飯食べようか。何か食べたいのある？」
「別に……」
あまりお腹は空いていない。
「じゃあ、僕の職場いかない？ これから仕事だから」
「え？ それって迷惑なんじゃ……」
「ぜーんぜん」
誰かに連絡をすると、数十分後に黒い車がやってきた。
え、五条さんってどこかの社長なの？
乗り込むと、ギョッとした目で見られた。
「ご、五条さん……？ 誘拐は流石に……」
「伊地知、僕を何だと思ってるの？」
「ヒィッ！ す、すみません！ それじゃあ出発します！」
イジチ……珍しい名前だな。
彼は清潔感のある、仕事ができるオーラがある。
でも、メガネの奥の瞳には「疲れた疲れた休みたい」と書いてあるようだった。
「僕、教師やってるんだよね」
「……そうなんですか!?」
意外過ぎてびっくりだ。
というか、教師で、運転手付きの車が迎えにきてくれるってなに？
校長先生とかなの？
「うん、ちょっと特殊な、ね」
「五条さん、どこか寄りますか？」
「ううん。ねぇ、今日、傑は？」
「任務が入っていたはずです」
「そっか」
任務？
教師が、任務？
教師がなんの任務をするの？
詳しい説明もなく、頭の中は疑問で埋まっていた。
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夏斗(プロフ) - 不鬱さん» いやぁ、なんか凄いお金は渡してるイメージがあって！ 自分でも少し笑いながら書いてました笑 (1月5日 20時) (
レス) id: 61784e28aa (このIDを非表示/違反報告)
不鬱(プロフ) - 五条さんからもらった沢山のお金が入った財布で笑ってしまいました！五条愛が凄いな！と思いました！？ (1月5日 19時) (レス) @page33 id: d8d677a26c (このIDを非表示/違反報告)
夏斗(プロフ) - みつきさん» ありがとうございます！ これからも溺愛させたいと思います！笑 (1月5日 14時) (レス) id: 61784e28aa (このIDを非表示/違反報告)
みつき(プロフ) - 五条悟の愛が素晴らしいと思います (1月5日 8時) (レス) id: 5d80019c07 (このIDを非表示/違反報告)
夏斗(プロフ) - 不鬱さん» ありがとうございます！ (1月1日 13時) (レス) id: 61784e28aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏斗 | 作成日時：2023年12月16日 18時
