25話 ページ28
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「うわぁ! Aさんゲーム強いね……」
「いや、虎杖くんが上手すぎる……」
4人で戦闘ゲームをやっていた。
私と虎杖くん、野薔薇ちゃんと伏黒くんと言う2対2で戦っていた。
虎杖くんが上手く立ち回ってくれていたため、初戦はなんとか勝った。
「アンタ、伏黒ぉ! ちゃんとやりなさいよ!」
「やってるよ……」
慣れていないのか、伏黒くんは自爆こそしないが攻撃を避けきれずにそのまま負けていた。
野薔薇ちゃんは上手だが、伏黒くんのサポートに回っていたために負けた。
「次はAさんと組みたい!」
「いいよ。野薔薇ちゃん、足引っ張ったらごめんね」
「いや! 平気ですよ! 私こそ足引っ張らないように頑張ります!」
そうペアを組み直し第2回戦。
「わっ、ちょっ、伏黒サンッ!?」
「虎杖すまねぇ……」
「謝んなくていいから攻撃避けてぇ!」
「うぉっ……!?」
相変わらず伏黒くんは攻撃の反応が遅い。
虎杖くんも、伏黒くんを庇いながらの戦闘はキツそうだ。
性格が悪いと思いつつ、野薔薇ちゃんと一緒に隙をつく。
「虎杖ぃ! 隙だらけよ!」
「釘崎さん、容赦してぇ!」
「アッ……」
横から小さい悲鳴が聞こえた。
どうやら伏黒くんが死んだらしい。
「伏黒ぉぉぉ!!!」
虎杖が大声で叫び、伏黒くんがうるせぇ、と頭を殴っていた。
「勝った! Aさん、イェーイ!」
「イェーイ!」
野薔薇ちゃんとハイタッチをする。
「伏黒、ざーこ!」
「伏黒、いっぱい練習しような!」
「伏黒くん……コーヒーのおかわり淹れようか……?」
「お願いします……」
落ち込んでいる伏黒くんのカップを受け取り、コーヒーのおかわりを注いであげた。
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夏斗(プロフ) - 不鬱さん» いやぁ、なんか凄いお金は渡してるイメージがあって! 自分でも少し笑いながら書いてました笑 (1月5日 20時) (レス) id: 61784e28aa (このIDを非表示/違反報告)
不鬱(プロフ) - 五条さんからもらった沢山のお金が入った財布で笑ってしまいました!五条愛が凄いな!と思いました!? (1月5日 19時) (レス) @page33 id: d8d677a26c (このIDを非表示/違反報告)
夏斗(プロフ) - みつきさん» ありがとうございます! これからも溺愛させたいと思います!笑 (1月5日 14時) (レス) id: 61784e28aa (このIDを非表示/違反報告)
みつき(プロフ) - 五条悟の愛が素晴らしいと思います (1月5日 8時) (レス) id: 5d80019c07 (このIDを非表示/違反報告)
夏斗(プロフ) - 不鬱さん» ありがとうございます! (1月1日 13時) (レス) id: 61784e28aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏斗 | 作成日時:2023年12月16日 18時