死ぬ前に僕と恋愛しよう？【五条悟】

18話 ページ20

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「はーぁっ、気持ちよかったぁ〜！」




お風呂から上がると、野薔薇ちゃんは自販機で水を買った。

真希さんもコーラを買い、私はカフェオレを買った。


風呂上がりにカフェオレはないって？

うるさいな、好きなんだよ。



「A、着痩せするタイプなんだな」



真希の言葉にグッと詰まる。





着痩せするタイプですよ。


だから下っ腹出てるのが誤魔化せるんですよ、お陰様でね！







「もっと体のラインが出るの着てみたらどうかしら。きっと似合うわよ！」

「んー、まぁ、でもゆったりしたやつの方が好きなんだよねぇ」





真希から借りた服は少し大きかった。

腕を下に垂らしていると指先まで隠れてしまうくらいには。



「へぇ。あ、野薔薇、明日は任務ないんだっけ？」

「ないですよー！」

「じゃあ、女子会しようぜ」




真希の提案に野薔薇が「是非！」と目を輝かせた。




もう9時になりますが。


あなた達は明日も学校があるのでは？



野薔薇と真希は悪い顔で口角を上げた。



「いいの！ お菓子とか買いに行くわよー！」





The・女子高生という感じの楽観的なノリが楽しい。



飲み終えると、それぞれ上着を取ってきて近くのコンビニへ向かった。






「あ、これ美味しいわよ」

「この前、棘がこれ美味いって言ってたぜ」

「これ好きなんだよね」







それぞれ好きなお菓子をカゴに入れ、思ったよりも高くついたお会計を見て苦笑いをこぼした。

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