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gr side
──森を抜け、平地に辿り着く頃には、空は暁色に染まっていた。
もう、何時間走ったのか分からない。
実際に走っていたのは馬で、俺はただ乗っているだけだったが。それでもやはり体力の少ない俺には負担が大きく、視界が拓けた頃には肩で息をしている状態だった。
｢...っは、はぁ.......っく｣
なんとか辿り着いた最前線。わらわらと兵士がどよめいているのが見え、馬を止めて遠目に見える戦闘を眺める。
｢...A｣
獣のような、人間離れした動きをする人物が1人。
紛れもなく、俺が求めた姿であるはずなのに、その動きはどう見えも仲間である彼らを殺そうとしている。
それに必死についていこうとする4人の姿と、少し離れて部下に肩を支えられ、戦闘を見守る見知った白軍服の姿があった。肩なのか腕なのか、白が特徴的な彼の軍服が赤黒い血で汚れ、立っているのもやっとな状態で。
｢.....｣
馬を促し、兵士が驚きの声を上げるのも構わず前に突っ込む。俺に気付いた彼が、信じられないと言うように名を呼んだ。
ht｢──グルッペン！！｣
＊ ＊ ＊
ht side
嘘だ、なんで、どうしてここに。
｢──グルッペン！！｣
俺が名前を呼ぶのが早いか、グルッペンに気が付いたAが、4人の間をすり抜けて馬に向かって突進するのが早いか。遅れてグルッペンに気が付いた4人もまた、俺と同じように驚きの声を上げた。
sha｢はぁ！？グルッペン！？｣
kn｢なんで来たんやあいつ！！｣
shp｢それより、Aさんを止めないと...！｣
zm｢あかん、グルッペン.......あかん！！｣
4人がすぐに後を追うも、今のAに追い付けるはずも無く。前脚を上げた馬を避け背後を取ったAに、グルッペンは必死で呼びかけた。
gr｢──A！目を覚ませ、A！｣
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(｡･ω･｡) - 子れは神ですか？神ですね（自己解決）ありがとうごさいますm(_ _)m (2021年12月29日 10時) (
レス) @page38 id: 564be5b250 (このIDを非表示/違反報告)
おぼろどうふ(プロフ) - うおうおうおうおうおうおう……ッッッ(混乱)なんだこれなんだこれ…！ずっと更新待ち望んで見るぞーって思ったらめっちゃ一気に話出てるし尊いしgr氏の獣みすきだし、夢主おめでとうだし……ッッ！！ここが天国ですね(昇天) (2021年1月4日 1時) (レス) id: c248a8f0c7 (このIDを非表示/違反報告)
Toki(プロフ) - おぼろどうふさん» ありがとうございますっっ！ (2020年11月23日 0時) (レス) id: 077d8e943d (このIDを非表示/違反報告)
おぼろどうふ(プロフ) - おかえりなさぁぁい！！待ってました！ (2020年11月21日 19時) (レス) id: c248a8f0c7 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - Tokiさん» 困惑と思惑4、の最後の言葉、すごい鳥肌が立ちました。いい意味です！もう、最高ですか… (2020年9月30日 20時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Toki | 作成日時：2020年7月24日 21時
