20話 ページ21
gr side
kn｢すまんなぁ黒崎！わざわざ付き合わせてしもうて｣
｢謝罪の気持ちがあるならパフェ奢れ。それで許す｣
os｢あ、俺も欲しいめう｣
shp｢了解しました捏島さんが奢ります｣
kn｢おいこら何勝手に決めてんねん｣
rb｢まぁええやん？折角やしみんなで食べようや｣
｢捏島の奢りでな｣
昼下がり、とあるショッピングモール。
捏島たちに連れられて買い物に来ていた俺は、噴水近くで休憩しようとベンチに座り紫檀と捏島が何やら言い合ってるのを聞きながらスマホをいじる。
？｢…ご主人様、どこ？｣
｢…ん？｣
か細い声が聞こえて顔を上げると、少し先で背の高い男がキョロキョロと辺りを見回していた。多分成人しているであろう、不安そうな落ち着きのない男。こんな所に男1人か？てかご主人様って言った？真昼間からそういうプレイですか？
｢…おい｣
？｢っ！｣
色々気になってしまい思わず声をかけると、ビクッと肩を揺らした男は俺を見て怯えるように後ずさった。
…そんなに怖いのか、俺。
rb｢どしたんグルッペン。急に立ち上がったりして…て、誰や知り合い？｣
｢いや、迷子らしいゾ｣
rb｢は？｣
天の布の下にある顔が何故？というふうに傾げられる。再び向き合った俺たちに、男はさらに怯えた様子を見せた。
rb｢え、なんかめっちゃ怯えてるやん…お兄さん誰かとはぐれたん？｣
？｢……ぁ、｣
｢？｣
男が何かに気づいたというようにロボロを見る。
モゴモゴと口を動かし、小さな声で何かを呟いた。
？｢…た、？｣
rb｢んん？なんて言ったん？｣
？｢…ろぼ、た！｣
gr｢…呂戌太って言ったか？｣
？｢…おん。ご主人様と毎朝会う人やんな！いつも走ってるん見てる｣
rb｢え、いや確かに朝はランニングしとるけど…ん？｣
怪訝そうな顔から、まさか、と驚いた表情で男を見つめるロボロは、ふるふるとスマホを操作してある画面を男に突き出した。
rb｢それって、この女の人のことか？｣
？｢…あ、せやで。俺のご主人様や！｣
rb｢はぇ……｣
気が抜けた、というか完全に脱力したロボロ。
くいっと袖を引っ張って男に見せていた画面を出してもらうと、そこには。
｢…A？｣
rb｢せや、間違いない｣
1つ息を吐いて何かを確信したロボロ。
rb｢…とりあえずA呼ぶか。あっちも探しとるやろうし｣
うん分かった。けどその前に。
そこのホビットよ、俺に説明とかはないの？
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まる(プロフ) - は〜ぇ〜〜〜〜？？？章の最後にそれ持って来ますか…はぇ〜……叫んじゃった…ネタバレもせんし検索避けするけど、これから読む人覚悟してほしいレベルで最高作品ですねこれ…続編行ってきます (6月23日 11時) (
レス) @page50 id: 33402943a7 (このIDを非表示/違反報告)
モッチンプリーン - ふぁｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯ、トンちの純粋さ が神ってる……ぐへへ……（変態） (2022年6月27日 0時) (レス) @page28 id: f9adfbd91d (このIDを非表示/違反報告)
天の河 - くああ800票を801票にしてしまったぁ…続編も楽しんできますね！ (2020年12月23日 19時) (レス) id: cb69af0fdb (このIDを非表示/違反報告)
そらばうぉ＠（大体）同い年卍同盟(プロフ) - ななななんと…grさん…！なんか悲しいっ…！？ (2020年10月16日 17時) (レス) id: c189a0280b (このIDを非表示/違反報告)
めろん - トントンさんが可愛すぎる！！あと、ぺ神さんがお兄ちゃんっていうところもめっちゃ好きです！これからも体調に気をつけて、更新頑張って下さい。応援してます！！！ (2020年10月3日 16時) (レス) id: aafa0eac70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Toki | 作成日時：2020年6月30日 7時
